Week38 : Paying Google to ‘escape’ Google
2024-09-23 23:09 (Last updated: 2024-10-29 22:26)
2908 Words // 6 minutes
2024/9/16~22。
年イチひくかひかないかの風邪を引いた週。仕事が無くて良かった。
のどが痛い
火曜水曜あたりからなんかのどが軽くイガイガするなと思っていたら、木曜の朝に目が覚めるとめっきりひどく、唾などを飲み込もうとする度にめっちゃ痛いみたいな状態になってしまい、今も完治はしておらずまあまあつらい、というかだるい。
経験上1週間も外を出歩かずに静かにしてれば治るかなと思ったものの、これを書いてる週末こそ涼しくはなったとは言え、まだまだ暑い日もあった発症したてのこの頃は、ただでさえちょっと寝苦しいのに加えて、唾を飲み込むのにもいちいち意識的にならざるをえないとなると、わりかし深刻な入眠障害になっていたので、少しでも楽になりたい気持ちでさっさと近所の病院へ行く事にした。
コロナの線もあるのだろうかとは思っていたが、とりあえず発熱や倦怠感はないということでそっちの検査はせずに溶連菌の検査だけしてもらうと、そこではマイナスの判定。
となるとコロナの可能性もありそうだし、そっちの検査もしてくんないかなと薄く思ったのだけど、「熱が出たりひどくなったらまた来て頂戴」とのことで、抗生物質などを何種類か処方されて終わった。
まあコロナと言われたところで、普通に風邪引いた時だって周りへうつさないように極力ひとと接触しないようなケアはするようになってしまっている昨今、それ以上のことを何か厳しくするわけでもないのだけどちょっとモヤモヤする。
ちなみに今回は、普段何かあった時に訪れる近所の内科じゃなくて、なんとなく少しだけ離れたところにある耳鼻咽喉科に診てもらったのだけど、内科の方の待合室が大体年齢層高めなのに比べると、恐らく自分よりも若いであろう女性が子連れで何組も来ていたりとだいぶ様子が違っていて、2つの病院がそこまで離れている訳でもなければ、特別設備や内観に差があるわけでもないのにこんなに違うのかと思ったりもした。
Pixel8a + GrapheneOS
3年弱使ってきた Pixel4a もバッテリーの持ちがだいぶ怪しくなってきた、なんならうっすら膨張してる雰囲気もある他、インストールしていたカスタムROMの /e/OS もこのデバイス向けのアップデートはずいぶん前から来なくなっていたりもしていて、その辺もいい加減まずかろうし、ということで Pixel8a を購入した。
自分は最早電話でやりたい事も全然なくて、通話とメールと Slack と Mastodon、あとは地図とブラウザが見れれば十分になってしまっていて、そんなものに定価で ¥70,000 強もするデバイスを買うのは嫌だし、なんなら Nothing の安いモデルとかの方がブツとして面白そうだなと思ったりもしたのだけど、自分は生活の中で可能な範囲でだけビッグテックの監視を逃れたいという生きる上でのルール(ゲーム)のようなものを課しているので、その為に一番手っ取り早くてサポートも確実なものとなると、Pixel シリーズしか選択肢がないのが現状。 Google が嫌で逃れるために Google に金を払って端末を買っているアホな状況ではあるのだけどこれはもう仕方がない。
ROM は /e/OSは先に書いた通りサポートも滞ってる雰囲気なのでちょっともういいかなと思い、Calyx OS と迷って GrapheneOS をインストールした。
この手のプライバシー重視系のカスタムROMだと基本完全に Google の関わるものを排除するか、microG って最低限の バックグラウンドで動くGoogleサービスだけインストールするのがよくあるのだけど(/e/OS とか Calyx もこれ)、Graphene はメインプロファイルとは別に Google 用のプロファイルを作って、Google サービスが必要な時だけそっちを使うみたいな感じの仕組み、のはず。らしい。あんまりよくわかってないけど。
Android で root 取ってたりすると、銀行系のアプリなんかは動かないことが大半なのに、Graphene だとそれも動いたのでとりあえずまあいいかなと思っている。
読みおわった本
- 『がっこうはじごく』堀静香
- 『税という社会の仕組み』諸富徹
観た映画
- 『ビリーブ 未来への大逆転』
- 『ザ・クラフト』
- 『ザ・クラフト : レガシー』
- 『グッドバイ、バッドマガジンズ』
『ロムルス』でケイリー・スピーニーええやんという発作が来たので、彼女の出演作を後追いしてみているところ。オリジナルの『ザ・クラフト』はその予習的な。
『ビリーブ』はルース・ベイダー・ギンズバーグの伝記映画でオーソドックスな良い話のきれいにまとまった映画だった。今作におけるスピーニーはルースの娘ジェーン役で、反抗期かと思ったら母親以上にリベラルな活動に前のめりになって心配されたり、母とやたらと険悪な雰囲気で言い合いをしていると思えば、『アラバマ物語』での弁護士の描かれ方についてのガチ討論だったり、普通のティーンではない面白い役どころで良かった。
『~ : レガシー』はリブートと言いつつ続編でしたっていうあれだったのだけど、その前作からの繋がりの立て付けもめちゃくちゃ大雑把だったりなど、いろいろガバガバした映画で途中からあきれて笑いが漏れるような映画でずっこけた。
映画を観ながら、今の時代にスクールカーストの下層にいる学生というキャラクターを作ろうとすると、やっぱりいろんな要素を入れなければいけないのだろうか…その上でシスターフッドも壊したくないとかあったのだろうか…などといろんな想像を想像してしまう。そうやってあれもこれも欲張った結果、最終的に主人公の継父を演じるデイヴィッド・ドゥカヴニーが魔女ハンターになって主人公たちの前に立ちはだかるという謎のストーリーが出来上がってしまったのを見てしまうと、オリジナルくらいシンプルで良かったのにね…と思うのも仕方ないというか。
ちなみに今作におけるスピーニーは主人公の黒魔術にはまる女学生4人組の内のひとりで、映画の出来は置いといてベリーショートのヘアスタイルがめちゃかわいかった。
今度早稲田松竹で最近の出演作であるソフィア・コッポラの『プリシラ』をやるらしく観に行くつもり。
『グッドバイ、バッドマガジンズ』は杏花さん主演による、潰れ行くコンビニ向けエロ本雑誌編集部の話なのだけど、想像していたよりもずっと真面目に今の日本社会に文化を守る余力がないことを語っていて思いがけず面白かった。『I’s』組の中では比較的活動が緩やかめな杏花さんだけど、白石聖さんなんかと比べると、作品規模や役回りは小さいながらもちゃんと作品選んでいるのかも…という印象がある。
MMA
DEEPのメイン2試合がとても面白かった。福田龍彌も野村駿太もいい選手。特に福田の試合は立ち技のステップとか角度の取り方とか、技術解説を聞きたくなる。
そのほか
- UCI世界選手権TT。前評判通りだった男子はさておき、女子のフォレリングがあわや優勝というくらい速かったのにテンションやや上がり。
- そういえば中指の関節も痛いので整形外科にも行ったけど、こちらは特になにも見当たらず湿布だけもらった。
- 『Alien : Isolation』をちょっとずつプレイ中。こわい。