Week07 : Fate has come to meet you
2025-02-17 23:33 (Last updated: 2025-02-17 23:39)
2013 Words // 5 minutes
2025.2.10~16。
今週はまた淡々と過ぎてって全然日中の記憶がない。
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ユージンくんと雑談した
あまりに何もなくただ淡々と仕事してた中、久しぶりに打ち合わせか何かで仕事場にユージンくんが来てたのであれこれ話した。
去年の暮れに会った時に’観た映画の話をして『ホールドオーバーズ』やら『チャレンジャーズ』みたいなその年のベストみたいな映画を薦めた中、どういう流れだったのか覚えていないが、なぜか『アポカリプト』を激推ししたのを真に受けて見てくれたらしく、結果「大傑作でした」とのことだったので、まああんたそりゃそうですよって感じではあるのだけどとりあえず観てくれてよかった。そんなに言うならSNSで自分の作品が好きな層におもねって「『ロボットドリームス』がベスト」みたいな話ばかり書かずに、そういう面も見せてった方が良いよと伝える。無責任に。その他『野生の島のロズ』がとても良かったことなどを教えてもらう。
ゲームについても少し話して、時期的にモンハンはやるのかねと尋ねてみると予約したとのこと。ただ本命はモンハンワイルズよりもエルデンリング・ナイトレインの方らしい。
また加賀くんのことも話にあがり、またメンタルなのかフィジカルなのか不調であるらしいという話も聞く。自分は志も低いし感受性も鈍い方なので、彼みたいに表現に対する使命感などはないし残り時間のようなものはほとんど見て見ぬふりをしているおかげで今はストレスもあまりなく、メンタルが不調であれば自宅以外で作業するだとか、半強制的に人に会うような仕事の仕方なりイベントを設けるなりしてみたらいいんじゃないの、くらいのアドバイスをついしそうになる。ただ、それが彼にとってはあまり有効でなさそうなのもなんとなく察しているので、ただただどうしたものかと思ってしまうばかり。まあ根本的な原因も知らないのだし、思うだけじゃなくてもっと軽い気持ちで酒でも飯でも誘ってみればいいのだろうけども。
『わからなくても近くにいてよ』堀静香
堀静香さんのエッセイや日記が良いのはすでにわかりきっているのに、過去の本以上になんかささる感情の言葉とかが多かった気がする。親として子を見る視線、妻として夫を見る視線、子として親たちを見る視線、それぞれに100%の共感でも理解でもないけど伝わってくるものがある。また短歌でなかなか賞のような結果が出てないことに対する焦りや嫉妬のようなものがあることについても結構赤裸々に書かれていたり、それがエッセイや日記を書いて公開することのモチベーションになっているようなこともなんだか元気が出た。
ただ、先々週鎌倉でといださんの展示を観に行った際にギャラリーのカフェにいくつかセレクトされた新刊の本が並ぶ中にこの本があったので、まだ未読だったものの「この人の本はめちゃくちゃいいですよ」と夫であるふゆさんに薦めたはいいが、いざ自分で読み進めてみたら子どもについての文章でといださんとふゆさんが色んなことを思い出してつらくなってしまうかもしれないところもあって、少し慎重になるべきだったかもと反省している。薦めた後で読んだかどうだか知らないとは言え。いい本でも、ちゃんと読んでから薦めないとだめだな。
本を出させてもらって、そしてこうやっていま書いているこの日記だって本になるはずで、それで。それでどうだっていうのか。どうなったらしあわせである、というのではなく、いまこうして誰かに読まれる想定で「書いている」ことがこうふくなのだと思っている。いつまでこうふくでいられるだろう。書きたいことなんてもうずっと、いやはじめからそんなものはなく、言いたいことなんてもっとなく、だからこそわたしは書いているのだと思う。言いたいことがあれば言えばいい。ないから書く。ないことを書いている。 (堀静香『わからなくても近くにいてよ』 p55~56)
その他読んでる本
- 『ウォード博士の驚異の「動物行動学入門」 動物のひみつ』アシュリー・ウォード
- 『怪談に至るまで vol.1』卯ちり(編著)
『都市伝説解体センター』
集英社ゲームズがパブリッシャーのインディーゲームの話題作で、去年デモを触った時から好感触だったので待ちに待ったゲームを遊んでるところ。まだ4~5時間のプレイでエピソードで言えば3話の中盤あたりなので大体半分くらいなんだろうか。
とりあえずグラフィックとキャラクターとシナリオがよく出来ているというか、インディーらしからぬウェルメイドなクオリティで触っていて楽しい。ゲームシステムそのものは割と優しく、推理といってもやれることを総当たりでやっていったら進められてしまう難易度であるほか、基本的には同じ操作の繰り返しなのでインタラクション的な部分でいえば若干眠く感じるところもなくはなく、アドベンチャーゲームというよりはノベルゲームとして楽しんでいる感じ。
主人公のあざみさんがかわいい。
聴いたやつ