2025.3.31~4.6。
「あなたは全ての条件を満たしています」と任天堂に言われたはいいが、やっていたのはひたすらレンダリングレンダリングレンダリング。全く絵も描けず。

関税

Kickstarter経由でプレッジしていたPreonicの販売コストについてKeyboardioからの報告。
とりあえず自分のいる日本へ来る分は中国から直接発送されるから的な感じでそこまで問題なさげっぽいが、アメリカ国内の分のコストが跳ね上がってめちゃめちゃやばそうな雰囲気。
Rivendellのグラントさんもメールマガジンで流石に馬鹿げすぎてるので4/20くらいには落ち着くんじゃないか…と言っているがどうなんでしょう。

というかトランプに投票したアメリカ人はこの状況まで望んでたのか聞きたい。

Nintendo Switch 2

近年でもあんまりなかった火力の祭りっぷりだけど、自分はそこまでわっしょいわっしょいという感じではなかった。
というのは、仕事でレンダリングを繰り返し続けながらNinterdo Directを横目で観るような感じだったのと、リリース時点でどうしてもSwitch2でやりたいタイトルもそんなにないなと思ったので。FEかヴァニラウェアの新作が来た時に買えばいいと言えばいいというか。

とはいえ祭りは祭りだし、これから同じ値段で買える保証もないし、抽選への応募条件であるNintendo Onlineの加入履歴もせっかく問題ないのだしということで、抽選にはちゃっかり応募して、めちゃくちゃにマリオカートをやりたい人には悪いけど無駄に倍率を上げてしまった。

パニア生活への障壁

仕事場でのメインマシンがMacbook Proになったということは、クソ暑くなるであろうこれからの季節には自転車での持ち運びも多くなるわけで、無理にバックパックやメッセンジャーバッグで運搬しようものなら自転車ごと憎くなりかねないのでここはひとつパニアバッグを導入したい。自転車のラックに横付けするのでカゴとかよりは振動のダメージもなかろうし。

そんな相談をBlue Lug(代)に相談しに行き、目当てのRivendellと日東のMF2ってラックはどんな感じか見せてもらうと、取り付けること自体は全く問題ないのだが、いざパニアバッグをあてがってみたら、バッグの上部のフックを引っかけるための横幅がなさ過ぎて、ほとんどのバッグが取り付けられない事実が発覚。だから実際に組んだ写真とかあんまりなかったことに納得しクリントさんと頷くなど。

気持ちが宙ぶらりんになりながらTubuのtaraというラックなどでもいいのではと提案を受けるが、取り付けがやや面倒らしく一旦預かりにさせて欲しいとのことだったので、この日は保留ということにさせてもらった。

どうしたもんかと思いつつ、少し気になっていたバッグの背中に取り付けるメッシュパッドリップストップのデイパックを買って帰った。デイパックは生地が柔いのであんまり重いもの入れてしまうとガッツリずり下がるので、Macbook以外のものを持ち運ぶ時に使った方がよさそう。

京浜蒲田公園~豚番長

bkkoさんから花見をしましょうとの狼煙が上がったので、去年と同じ蒲田の公園で昼から花見をして、日が暮れる前には寒くなって近くにあった豚番長というやきとん屋へ行ってあれこれ喋った。

  • 実は桜がそんなにないロケーション
  • 青春エクサバイトのPINK CRESっぽさ
  • bkkoさんは誘われたら絶対来る
  • ジミーさんによるbkkoさんの自発性促進プログラム
  • 乃木坂の集客がやばい疑惑
  • 乃木坂楽曲のもはや打率について論じれるレベルでなさ
  • 福田真琳さんにドはまり
  • アイドルの趣味アピールに対する警戒感
  • ロージークロニクルのなんたらJAPANはどうしようもないけど、美勇伝ぽいから大丈夫理論
  • 2025年にマス向けの広告仕事をやる虚しさ
  • 既に2026年の忘年会のことを考えている
  • サンリオガチ勢から見たライムスター
  • 仙台のさとうさんの家
  • 福岡に行ったひとたち
  • 福島に行くひと

世界秩序が変わるとき

読み終わった。「失われた30年」の本質について書かれている第3章辺りから面白く読んでしまった。

要は日本には新自由主義なんて実際は来てなくて、既得権益はそのままにみんなでダメージ負いながら守備に徹してきた結果の30年でしたよねという話と、その時代に守られてきた団塊世代の労働者がごっそりいなくなってくるこれからの時代にようやく日本の企業は身動きがとりやすくなるだろう、そしてアメリカによる新自由主義の恩恵を一番受けてきた中国封じの為に、アメリカによって強い日本の復活が要請されるようになるような国際情勢も手伝って、おそらく状況は今より良くなるはずであろうという希望的な見通しについて書かれている。

なのでなんかふわっと希望を持てるような気にもなる反面、結局アメリカ頼みなのかあ…という別の絶望感もある。

あと今現在の関税にまつわる話も書かれた頃に想定していたのかいなかったのか、想定していたらどういう見通しでいるのかについても知りたかった。

この星を離れた種族

去年の秋の文学フリマで買った本。inch magazineの別冊的な韓国の作家、パク・ヘウルのSF短編集。 ひとりの人がこつこつと状況に立ち向かっていくことの意味とか尊さについて考えさせられる。また地球ではない環境でひとりその環境と向き合いながら、いろいろ想像し仕事をしていく様子が描かれている点で、ゲームの『In Other Waters』を想起したりもした。

ぐるりのこと。

CSの衛星劇場とかが協賛だったりした関係があるのか無いのか知らないが、BSでもCSでも自分が契約しているチャンネルでかかることがほとんどなかった橋口亮輔監督作品がどばっと放送していたのでとりあえず録画。

『ぐるりのこと。』は公開当時に劇場で観て以来、内容も結構つらい話だった記憶が強くて見返せていなかったのだけど、記憶していたよりもずっと軽妙で見やすい映画だった。とは言っても、自分自身の体験ではないにせよ、身近なひとがこの映画の登場人物と同じような経験をするようなことがあった今見ると、登場人物の感情の重さもよりずっしり感じるようになって、それが良いことなのか悪いことなのかわからないが、とにかく年を取るとはこういうことかということも考えてしまう。

『ハッシュ!』をDVDのSD画質以上の画面で観たことがなかったので、なんか冒頭の絵が映っただけで泣きそうになったりもする。そして片岡礼子演じる藤倉が手術後に入院する病室で「眉毛さぁ…抜き過ぎちゃってさぁ…」という強烈な芝居をしていた患者の役者が伊藤修子だったことを今更知ってびびる。