2024/7/22~28。
自分、暑いのわりと大丈夫なので。じんましんは出るけど。

しごと

ちょっとナーバスになってた仕事を絶賛作業中、「週明け29日から8月初旬の最終試写直前までクライアントが夏休みに入るそうでして」とのアレな連絡が制作のひとから入り、本来もう1,2週間余裕があったものだから、もっとまったり進めようとしていたものをわりと巻き気味に進めることに。

とはいえ企画段階から比べれば構成要素もだいぶシンプルになったほか、そもそもが割とスピード感に任せて雰囲気で進められてしまうようなデザインではあったし、とりあえずざくざく描き、やりすぎたら少し抑えたり外しちゃうみたいな事もしながら進められて、特別しんどい作業にはなっていなかったので別にいいんですが。

そんな具合で、とりあえず手を動かしていられる状況だとか、ディレクターや代理店のひとの反応もそれなりにポジティブだった事もあり、さすがに先週までのナーバスさもようやく落ち着いてきて、その事にほっとしているところ。

今週はさらにもう1件、ここ何年か年に3エピソードずつ納品しているコンポジットのレギュラー仕事(の今年2本目)の作業がまたはじまりますよという打ち合わせもした。

打ち合わせの中で他のスタッフから『あんずちゃん』と『ルックバック』についての感想も聴くなど。自分はどちらも観る予定がない。

話の流れで小金井の方で動いてる某スタジオの映画の様子なども教えてもらった。

あと、自前のWacomのCintiq用のペンが調子悪いというか壊れてちゃったんスよねェ……などという話をしたら、会社で買ってもらえるという嬉しいハプニングもあり。

今週の作業用BGV

  • うきわ ―友達以上、不倫未満―
  • うきわ ―他人以上、友達未満―
  • グラップラー刃牙はBLではないかと考え続けた乙女の記録ッッ

作業中に聴きたいポッドキャストやラジオもあんまりなかったというか、再生が終わるごとにいちいち探すのも面倒くさかったので、既に観た事があって好きなドラマシリーズをU-NEXTで流しっぱなしにしていた。

『うきわ』は、いま現在フジの月9で同じ風間太樹演出の『海のはじまり』がやっているのを観ているのだけど、ちょっと物語の状況設定や人物設計のウェットさがちょっとしんどめなので、過去作品を見直したくなったのもあり。するとやはり『うきわ』の方が人物の挙動がリアルだなと思う瞬間は多いし、コメディとまではいかないまでも、本来ドロッとしてしまいそうな状況の中でこぼれるような人間のおかしみみたいなものがあるかないかというのは大きい気がする。 『海のはじまり』にも、そういうおかしみみたいなものがないではないけど、それを引き出すトリガーになってるものがあるとすれば、主に子ども(海ちゃん)が担っているっていうのは、ちょっとあざとさのようにも感じられるのが、この作品に対していまいち入り込めない原因なのでは。っていう仮説。

なんにしても演出って言うよりは脚本とかの企画の差のような気がする。

『うきわ』のスピンオフ『他人以上、友達未満』もほんとよい。

母の誕生日

もう75だそうで、これで仕事も退職。しばらくは引継ぎなどで職場に行くらしいけど、お疲れ様です。
お祝いに hatsutoki の日傘をプレゼントした。

数年前先にリタイアしていた父は、毎日特にする事がなくなったからと言って、手持無沙汰におかしくなったり認知症的なものが進んでいる様子もほとんどなく、それはよかったのだけど、母の方がなんもしない状態に慣れていないと思うのでそこはちょっとだけ心配している。なにか手を動かすしたりするような趣味を提案したい。あるいは家の外の居場所とかもあった方がいいのかも知れないし、もろもろなにがいいんでしょうか。

また、これから家事も何もしない父と長時間2人きりになる事へのストレスに耐えられるか自分で心配していたので、とりあえずこれまでよりも両親と食事する時間は意識的に作った方がいいのかも知れないな、という事もほんのり思っている。

こういうの、親と離れた土地に暮らしてるひとはもっと大変そうだ。

Bicycle Club No.457

これまで読んだことが全くなかったのだけど、前号からリニューアルしてなんだかカルチャー誌っぽくなっているのが気になっていたのと、小俣さんや辻さんの連載もあるし買って読んでみた。

ぱっと見軽いというかこじゃれてるというか、マガジンハウス的な紙面の雰囲気ではあるものの、フレームビルダーやカスタムペインターの人へのインタビューだったり、競技としてのロードレースとは違うところで自転車と関わる人や場所について汲み取っていくコンセプトは、写真のきれいさもあって個人的には定期購読しても良いかもと思うクオリティなんじゃないでしょうか。

前に小俣さんのトークショーに行った際、小俣さん本人も「自転車業界のメインストリームの空気はあまりにレーシーな方向を向き過ぎていて、自転車に乗ることの根本的な楽しさから離れてるのでは(大意)」という話をしていたり、客からの質問でも「最近の自転車雑誌は自分ではそうそう買いもしない最新機材のレビューばっかりなので最早読んでおらず、うんたらかんたら…」なんて話が挙がったりもしていたので、業界の一部にはもっと日常的な、例えば BlueLug が言うところのエブリデイバイク的なものをやっていこう的な問題意識とか空気があるのかも知れない。

と思ったらこのBicycle ClubのAmazonレビューにはそれを支持する声もある一方、「読者層間違えてないか?」「普通にチャリやパーツのインプレとかでいいのに」「「俺オシャレやろ?」ってやつらばかり載せて何を伝えたいのか全くわからん」などと散々な言われよう。ロードバイク界隈の嫌な部分を見せられたような気がして、「これだからオタクってのは嫌だわねえ…」となった。

今週の読書

  • 財政と民主主義 人間が信頼し合える社会へ
  • セント・アグネスの純心 花姉妹の事件簿

今週のおんがく





今週のMMA

  • UFC306

メインのエドワーズvs.ムハマドはつまらなくはなかったのけど、中盤までムハマドのハメ展開がどんぴしゃという感じで、ドリル練習を見ているような感覚になってしまいさほど盛り上がれず。

モカエフvs.ケイプは両者ファイトスタイルが派手そうなわりに、どちらも実は手数が渋くなりがちという面がよく出ていて、こちらも煮え切らないもどかしさのある試合だったのだけど、ケイプの心理戦の巧みさが面白かった気もする。

あとはブルーナ・ブラジルの顔面が綺麗かつテンカオと三日月蹴りがうまいのが印象的でした。

超RIZINはPPVを買わず、漏れ伝わってくる実況で勝敗をチェック。買ってリアルタイムで観ても良かったような気もするけど、まあ諸々この先の展開が気になる結着ではあった。

今週読んだ記事

そのほか