今週はゲームばっか。
EVO 2022
SFVのウィナーズファイナルあたりからなんとなく観始めたら、ウィナーズに残っていたときど、ウメハラ、ガチくん という日本人トップ連中を、ルーザーズに落ちていたアメリカのiDomが続けざまになぎ倒してグランドファイナルのカワノまでたどり着くという完全に2017年のときどのような主人公展開。しかもラスベガスという事で会場の空気は完全にアメリカ人のiDom寄りで、これはカワノの流れじゃないのでは…と思ったら、iDomのミスもあったらしくカワノがなんとか勝っていてすごかった。
その後SF6のキャラ発表で新キャラキンバリーと共にジュリが発表。キャラトレイラーの導入でバイクに乗って金田みたいに入ってくるんだけど、どういう仕組みなのか、ヘルメットの上に髪が突き出していて、LE SSERAFIMのティザーで猫耳ヘルメットを被っていた宮脇さんを思い出した。好きなキャラなので嬉しい反面、コスチュームがやや痛い気もします。パンツのジッパーとか。
GGSTもファイナルの方だけどくらのガヤ配信で見た。優勝したUMISHOは全然知らなかったけど、元々Overwatchのプロだったらしく、FPSシューターの人が格ゲーやってトップレベルで強いケースとかあるんだと驚いた。
加えて、このプレイヤーはトランスジェンダーであるらしく、今回発表されたDLCの新キャラがブリジットという、いわゆる男の娘設定のキャラクターで、これまではあくまでも女として育てられた男が女装してる設定だったものが、ゲームストーリーの中で性自認を女として受け入れるという話になったというのも、なんかリンクしてるというと適当過ぎる気もするけど、してる部分もある様に感じてしまう。元々キャラクターコンテンツで男の娘というと、キャラ萌えとか性癖的なもののねじれた発想なのかなと思いがちな設定だけど、まじめなジェンダーの話に落とし込めるのが今っぽいというか。
まあいろいろあるけど、とりあえずブリジット触りたさに自分もシーズンパス買って久々にGGST起動しましたよね。
Cult of the Lamb
楽しみにしていたカルト教団もののゲームが木曜の深夜にリリースされて以降ずっとやってる。仕事以外の時間、マジでずっとやってる。
ゲームとしては、あるカルト教団の生贄として一度死んだ子羊の主人公が、闇落ちした別の神みたいなやつに命を助けてもらう代わりにそいつを崇める別のカルトの司祭として働くことになり、自分を殺した教団にジハードを仕掛けつつそこで資源と改宗する信者を集めて教団をデカくしていくストーリーのローグライト。
ジハードを行うダンジョンアクションのパートでは、ランダム生成されるマップを、ランダムに割り振られる武器とバフになるタロットカードを駆使して進んでいく、おそらくローグライクとかローグライトとよばれるアクションゲームとしてはオーソドックスなデザインになっていて、ノーマルの難易度であればへたくそな自分でもだいたいゴリ押し、きつめのマップでもうまい具合に武器とタロットが引ければゴリ押しでクリアできるかなという感じ。
一方ダンジョンから戻ってきて行う拠点の開発パートは、信仰レベルを上げるための説教を行いながら、建築を行うための木材や石材の調達を指示したり、食事の世話をしたり、信者のウンコを掃除したりと結構管理することが多くて作業感がまあまあある。
この拠点では可愛い二頭身の動物キャラがトントン鳴らしながらニコニコ笑顔で作業しているのだけど、その様子がだいぶどうぶつの森に似ていて、そう思うと、あのゲーム世界のカルトコミューンっぽさにも気づかされる。
また信仰レベルを上げて解除していくものには儀式とか教条のようなものがあり、自分の教団を、生贄バンバン殺しまくり信者の財産も徴収しまくりの血も涙もない背徳的な教団にするか、極力信者は殺さず高齢者を敬い労働に励む穏やかな集団にするかは自分で決めることができるのだけど、こういう時に自分は日和ってリスクの少ないマイルドな選択ばかりとりがちで、これはこれでよいのだろうかという気持ちになってくるのはなんなんだろうか。
またカルト教団というと、現実の日本では統一教会と自民党の報道真っ盛りなタイミングであり、詐欺被害者や宗教2世で苦しんでる人の生の声がタイムリーにバンバン入って来る状況の中でこんなん楽しんじゃってよいのかな、という後ろめたさがあるのだけど、ずっとやってるとゲームの中毒性やキャラの可愛さによってだんだんそれも麻痺してきてしまう、という完全に「NEEDY GIRL OVERDOSE」の時と同じ状態なので、なんとか諫めつつ楽しみたいと思ってるところです。
とりあえずストーリークリアまではやるはず。
ANIMALS
Abemaでやっていた鈴木愛理が主演のドラマが今週エンディング。
テレビ番組の制作会社でADとしてブラックに働いていた主人公の鹿森海がひょんなことから新進のおしゃれな化粧品ブランドで働くことになり、なんか仕事も恋もおしゃれもがんばります、という今日びあんまり目にする機会も少ないどストレートなラブコメ。「ANIMALS」というタイトルから想像される本能むき出しでなにがどうこうするような事は一切なし。
セックスとか不倫とか社内の人間関係のいざこざだったり社会的なテーマのようなドロッとした要素はほとんどなくてシャバシャバに感じなくもないけど、最近の若い視聴者からはドラマでいちいち嫌な気分になる要素なんて目にしたくないというニーズはなんとなく多そうな気がする。自分も理不尽な意地悪キャラとか嫌いだし、そういう欲求はわかる。会社の描写とかは流石に漂白され過ぎて気持ち悪いけども。
ただそういう辛くなる要素を排除したせいなのかどうなのか、大きなストーリーとして主人公の海が仕事上の困難にもめげずにとにかく頑張るという事でドライブするところまではいいとしても、クライマックスの作りが弱いというか唐突というか不自然に感じた。急にそっちに感情爆発させてどうしたんや…的な。
とは言えそこまで求めるものでも無しと思えば全然見れるというか、きれいなおべべを着てラーメン食べたりビール飲んだりする鈴木愛理さんが拝めたというだけでも全然よい作品だったし面白かったと思う。演技も素に近い感じで無理がなかったし。
今週のMMA
Bellator284
- ネイマン・グレイシーのジャブを受けながら狙いすましたゴイチ・ヤマウチのアッパー一閃。綺麗。
UFC SanDiaego
- 戦前は相当厳しいんじゃないかと思っていたドミニク・クルーズがここ最近と比較しても相当動きのキレがよく、これならもしかすると行けるんではと思ったが、そこまで我慢していたマルロン・ヴェラの出した右手に反応してダッキングしたところにハイキックがクリーンヒット。綺麗に負けてしまった。ヴェラも好きだから何とも言えない。どっちもこのあと誰とやるのかはすごく気になる。
- それはそれとしてセミのランドウェアとオナマのフィニッシュしきらないでグダグダしてた試合がファイトオブザナイトは馬鹿げてると思います。