あけましておめでとうございます。
非常に正月らしく怠惰にいろいろ食ったり観たり読んだりしていただけの幕開け。


RIZIN vs Bellator

大晦日の催しだけど、去年書くタイミングがなかったのでここで。

正直RIZIN側がもっとチンチンにされるか、チンチンにされながらもサトシとクレベル辺りが一発サブミッションで逆転みたいなものを想像していたのだけど、武田の頑張りによって思った以上に競っていた印象になって面白かった。

まあ競っていたとはいえ、一番あるかもと思っていたサトシとクレベルは現実的なゲームとしての支配能力の差を特に見せつけられた感じもあったのだけど、こっからどうクオリティを詰めていくのかっていうストーリーは楽しみでもある。

逆に一番差を感じたのは堀口と扇久保だったていうのは多くの人が思っているのではなかろうか。あのカーフキックとレスリング能力なんなのっていう。


従甥っ子イベ

正月、叔父叔母の家に行ったら、久しぶりに会う従弟夫婦が1歳の息子を連れて来ていた。続柄としては従甥(じゅうせい)というらしい。まあ いとこおい でよさそう。

まだ喋れはしないがガンガン歩こうとするくらいの成長度合いで大変かわいい。人見知りこそしないものの、黙って人を見つめてくるような謎の鋭さもあったりする。

今回は仕事があって来れなかった自分の兄の娘はもう今年で12歳になってしまうので、だいぶ年の離れた従姉弟関係になってしまうし、なにより住んでる場所が遠い(従弟は長野)ので、あんまり親しい関係にはなるかというと難しそうだけど、どっかでつながりは出来るといいよなと思う。

ちなみに、従弟が長野に住んでいるのは、佐久で酒蔵を手伝いながら自分のワインの醸造所を作る目標があるからなのだけど、今回初めて作ったというワインを持ってきてくれていたのでそれも飲ませてもらった。本人曰く少し失敗したそうで、飲む前に軽く硫黄臭がするのだけど口に含んでしまうと飲みやすくておいしかった。


NewJeans - OMG

いい。はい。


THE FIRST SLAM DUNK

異常な評判の良さで気になっていたのと、来週のアフター6ジャンクションで佐々木クリスさんと大西玲央さんが語るというのが面白そうだったので、その前にと思い日本橋のTOHOでみた。仕事始めの後の平日の回は流石に空いていて助かる。

予告をみた時は3Dモデルの抑揚のなさそうなアニメーションと低彩度な色合いやスカスカした画面が目について、なんだか不安を誘う仕上がりだなと思ってしまったのだが、本編冒頭沖縄の海辺のシーンに始まり、全体的にその色合いや背景の密な線画とぬるぬるした動きのせいか、マイケル・デュドク・ドゥ・ヴィットの『レッドタートル』みたいな質感にみえたのが面白かった。バンドデシネのアニメーション作品みたいというか。とても展開が淡々としていて、抑制のきいた演出がベースのトーンだったのもあるのかも。

バスケの攻防の局面局面のシーンになると流石に『レッドタートル』とは程遠いバキバキのアクションになっているんだけど、そういうシーンにおいても細かい足の向きの返しだったり無茶めなドライブを仕掛ける時には姿勢が崩れたりするような、「こういうのNBAとかでもみたことある」っていうディテールのリアリティに注意が向けられているのがめちゃくちゃ良かった。

特に宮城が深津と沢北の間を抜けてくところを後ろからとらえたカットが素晴らしかった。


タクティクスオウガ リボーン クリア

142.1時間プレイの末クリアした。

ラストダンジョンの空中庭園は大変っぽいっという印象だけ刷り込まれていたので、レベルは上限まで上げ、とにかく回復・復活系のアイテムをしこたま買い込んで万全を期して臨んだところ、特に窮することもなくラストバトルまで行ってしまい拍子抜けするも、最後のドルアルガ第2形態がめちゃくちゃラスボスっぽい全体攻撃をどしどし仕掛けてくるやつで、味方はばかすか死にまくり、復活も間に合わずでさよならしまくりで、やり直して~と思いつつとりあえず死ぬまではやろうという消化試合的なメンタルで進めた結果、なんだかんだで勝ってしまって、なんとも不完全燃焼感が物凄い決着になってしまった。

まあでも戦争ってこういう事なんだよな、みたいな事を自分に言い聞かせて長いエンドロールを見たんだけど、いやしかし…

重点的に育ててたクレシダも死んでしまい、クリア後のエンドコンテンツを遊ぶモチベーションもまあまあ削がれてしまったし、ここまで遊んでみてまだまだ時間をかけた掘りがいがある事もわかってしまったので、とりあえずこれで一旦終了。いつか気が向いたらやる。

なんだかんだで『トライアングルストラテジー』くらいのボリュームがちょうどいいのかも。


Carto

Steamセールで買った。

カートグラファーなる、地図の欠片を組み替えて世界の地形そのものを変化させるという力を持つ少女になって、事故で離ればなれになった祖母と再会するため、パズルを解きながら世界を旅するゲームで、とてもよかった。

パズルの難易度と全体のボリュームがほどほどでちょうどよいし、アートワークとキャラクターのモーションがずっとかわいい。熊とハグとかするし。

台湾のデベロッパーらしい。


そのほか

  • 1日と2日は録画してあった『ゴッドファーザー』と『~PARTII』をみて過ごした。完全に『ジ・オファー』の影響。『最終章』は録画失敗していたのでみず。
  • これも『ジ・オファー』の影響だけど、突発的にウイスキーを嗜みたくなって、大分背伸びしてアベラワー12年なんてちょっといいやつを買ってみたりした。
  • なんとなくで録画したまま未見だった森田芳光の『そろばんずく』もみたんだけど、ふざけ倒してる方の森田芳光作品でややついていけず。
  • ガンダムを2本『F91』と『逆襲のシャア』を見た。『逆襲のシャア』は何回か見ている気がするけど誰がどこにいてどこに向かってるとかを毎回よく分からないまま観ていた事に気づく。初見だった『F91』は冒頭の侵攻シーンが全てみたいな感じで、ガンダムとかどうでもいい感じ。
  • 本は『ストーリーが世界を滅ぼす』と『書きあぐねている人の小説入門』を並行して読み始めた。なんとなくのチョイスだけど、根っこのところで通ずるようなものがあり、いい組み合わせのような気がしてる。
  • あとぺミョンフンの『タワー』と町屋良平の『ほんのこども』を新たに買った。
  • ゲームはほったらかしてた『SABLE』もやり始めた。
  • Beyond LiveでWJSNのコンサートも観た。The Blackメンによるフンチップンのやばさ。