2023//12/11~17。

引っ越しました。なんて、ほとんど実家のままだけど。

トットちゃん

映画は試写で一度観ていたものの、映画館で自分の関わった仕事を確認する機会なんてのもそうないだろうと思って、日比谷で鑑賞後パンフレットも買ってしまった。いちおう名前が載っております。(が、字がめちゃくちゃ小さくて、老眼の両親に見せてもなかなかどれだか認識してもらえなかった)

映画はやっぱりすごくちゃんとした丁寧な作品で、もっと人入って欲しいな~と思っていたら、圧が強めな高評価の口コミのせいか、週末は結構席も埋まっていたような雰囲気。よかった。
観ながらやっぱりトモエ学園に入学するまでの多動児的な無軌道っぷりの描写が無茶苦茶すごくて、特に初めて小林先生と面談する時のトットちゃんの会話があっちこっち飛びながらしゃべくりまくる様だったり、初登校する日の朝のハイテンションっぷりは何度でも観たいと思った。そしてそれを優しくまなざす先生だったり両親の思っている事を想像して泣きそうになったり。

ちなみに、その朝食の準備をするシーンで母親にパンを取ってくるように頼まれたトットちゃんが踊るように跳ねながら画面上手にはけていくアニメーションは、『おもひでぽろぽろ』のパイナップルを家族で食べる回想シーンで、切り分けられたパイナップルの皮を両手で持って踊るタエ子の事を思い出して、良いなと思った。
無理矢理ひきつければ『おもひでぽろぽろ』も大人になった主人公の姿をとらえて子ども時代を一緒に振り返りつつ生々しい現実を見つめるような構図だから、戦争とか抜きにすれば近いところもあると言えなくもないのかも。あちらの場合、もっと短いスパンで子どもの無邪気さや大人になり切れなさに現実のジャブをパンパンくらわしてくような冷徹なものだけど。

そういえばこれは余談ですが、映画の仕事をさせてもらったのは別に今回が初めてではなく、10年以上前に関わった某作品は某ラジオなどでも歴史的酷評みたいなレビューがなされて話題になったりもして、だからって訳でもないんだけど今回みたいに携わったことを色んな人に言ったりはしなかったな…っていう事もふと思い出した。

まあそれはともかく私がやったとか関係なくおすすめなので『窓ぎわのトットちゃん』ぜひご覧ください。
観ていただいた方はどうもありがとうございます。

感想の拡がり方について

ところで、Twitterで流れてくる特定の作品の感想を、こんな1週間も眺めたことはこれまでなかったんだけど、ポジティブなものであれネガティブなものであれ、誰かが一度うまいことシンプルに的を射た感想を言って拡散されると、それが定型化していくようなことがあるのだなというのがくっきり見えたような気がする。

とは言え感じた事を言葉にするのは難しくて、ひとが形にしたものに飛びつきたくなるのは自分もそうだからわかるけど。まあ思ったことをスッと自分の言葉で表現出来るようにありたい。

またネガティブな先入観(今回で言うとキャラデザイン)に対して「これってこういう意図なんじゃない?」的なことをスパッと言えるゲームチェンジャー的な人というのも確実に存在していて、そういうスパッとした意識の切り替えで感想の流れも変わってくるのが見えるのは凄いというか面白いなと思った。と同時に群集心理的にちょっと怖い部分でもあるような気もする。

Threads が ActibityPubにいよいよ参戦(の兆し)

どういうことかというと、ThreadsのアカウントをMastodonなどでもフォローできるようになった。と言っても、いまのとこAdam Mosseri(MetaのInstagramとかThreads担当のひと)とその周辺の人だけの様子。これからどういうスピード感で進んでいくのか。モッセリモッセリ~♪

しかしThreadsを特にチェックしてなく、誰がどんな感じでやっとるのかまったく把握できておらず、参戦したところでどうしたものか…というのが正直なところ。
ThreadsユーザーにFediverseというかMastodonコミュニティとコミュニケーション取るモチベってあるのだろうか…とか。

まあでも繋がんないで閉じてるよりはいいのか。

トゥモロー・アンド・トゥモロー・アンド・トゥモロー

読み終わった。
主人公たちはいろいろなものを失って傷つきながらも、関係の緊張感が最後まで続いたまま迎えるポジティブなエンディングが甘酸っぱすぎて本当に良かった。

今年のベストブックかも。

chelmico - Question

Campanella - YAMAMOTO(feat. Daichi Yamamoto、ACE COOL)

今週のMMA

UFC296を見た。大統領選も近いからか共和党のトランプ集会みたいな雰囲気も結構色濃く、反射的にうげーとなるも、バイデンのイスラエル・パレスチナ問題への対応とか見てしまうと、まあどっちでも大差ないのでは…みたいに思ってしまうところもあって、昔ほどの拒否感もなくなってしまっているような何も感じなさ。ただ慣れちゃっただけかもしれないけど。

  • コーディおかえり
  • リプスキーの距離感覚と打撃の上手さ
  • ミッチェルを失神&痙攣させたエメットの右のやばさ
  • ファーガソン明らかに打たれ弱くなってそうで見ていて心配になってしまう
  • パントージャはがんばってる
  • エドワーズのテクニックの前にほぼなんも出来なかったコヴィントン

そのほか

  • E3消滅
  • JBLのワイヤレスイヤホンを紛失
  • 火の玉ボーイ岸田文雄
  • 加藤小夏さんの写真集が出る報
  • 新しく自転車組みたい欲が点火