2023/1/22~28。
ようやく仕事が落ち着いてきた。

『ベイブ』論 あるいは「父」についての序論

昨年秋の文フリで買ったものをいい加減読まねばと思って読んでいるところ。

『『ベイブ』論』は柿内正午さんによる映画の『ベイブ』についての本で、前半が紙面での映画実況、後半が批評とさらにそこから拡げて父という存在について論じられており、今このタイミングで脈絡もなく『ベイブ』についてじっくり腰を据えて語るっていうのが単純に面白い。

公開当初に観たころにはまったくそんな風に観ていなかったのだけど、牧場主のアーサーであったり牧羊犬のレックスそれぞれが劇中に向き合う、父としての役割や困難という軸をとらえた視点は、なんかめちゃくちゃ今っぽいじゃんという素朴な驚きで、そう言われてみるとそういう話にしか見れない感じがする。

まあ今っぽいじゃんとは言ったけど、「父」らしさだったり「男」らしさの時代の中でフィットしなくなってきている噛み合わせとか、有害さなんて、あらゆる人の中でずっと燻ってきていた話なんだろうなっていう事なのかもしれない。

WJSNソラさんのソロEP

なんかそこまで明確なソロ活動としてのビジョンがあるのかよくわからないけど、リリースありがとうございますという気持ち。
活動曲はともかくこれはトレンドに沿った良い曲だと思う。

Ayumu Imazu - Obsessed

イバダさんがカバーしてるビデオを観ていい曲だなと思ったら日本の人が割と近々に出していた曲だった。

Cyberpunk2077 Phantom Liberty

DLCの「仮初めの自由」をプレイし終わった。
本編のストーリーとテーマをしっかり補強しながら、どのタイミングでDLCのミッションに突っ込んでって終わっても自然に本編に繋がるしっかりしたクオリティでめちゃくちゃ良かった。

いつでも戻れるって時点でDLCの中で示される主人公の運命への希望だったり、劇中で出会うリードとかソミみたいな魅力的なキャラクターの顛末はお察し下さいと言う感じではあるのだけど、その不穏さやもの悲しさはこのゲームに通底する魅力だよなと思う。

リリース当初から数えたらどういう訳かすでに3周くらいはしてしまっているに、ずっと味がするのでなんだかんだでやっぱり良いゲームです。

今週のお買い物情報

  • IKEA KINNAHULT
  • KINGrinder P1

今住んでいる部屋はもともと舞踊の練習場みたいなスペースで照明周りが若干ごつめで煌々と点けているのも落ち着かないし、電気代ももったいない気がして、フロアライトをひとつ欲しいなということで、あんまりパッと見しょぼ過ぎずな商品というところでIKEAで手打ち。良い感じ。

KINGrinderは台湾のコーヒーミルで、従来高級感のある金属製のラインナップだけだったのが、最近プラスチック製の廉価なものを売るようになっていたのでそれを買ってみた。プラスチックだから静電気で粉が引っ付いちゃったり、粉受けが少し小さいという欠点もあるにはあるけど、とりあえず挽き易いのでよい。
しかし廉価版と言っても最近の物価上昇の前のタイミングだったら、同じ金額で金属製の方のものを買えたんだなあというのに後から気づいてしまい、少しモヤッとはした。

そのほか

  • ONE日本大会はPPV買うつもりでいたけど、始まる前に酒でも買いに行った結果、PPVと同じくらいの値段のテキーラを買ってしまったので、PPVをあきらめるという謎のムーブをとってしまった。
  • とはいえ結果の気になる試合はあるのでTwitterのリストを眺めていたら、試合の1時間前になって青木の対戦相手のノースカットが就労ビザの関係で準備していたセコンドがつけなくなったとかで、なぜかノースカットも出場拒否でカード変更となっていて流石にずっこけた。流石にひどい。
  • 逆に青木のセコンドにはカシンが付いていたらしくめちゃくちゃぐっと来てしまった。石澤はずっとかっこいい。
  • 自民党、政治刷新本部とか言う茶番と座組みの舐めプ通り越した煽りに絶句。