2024/5/13~19。

仕事が複数あるんだけど、どれもスケジュールが緩めなせいで却って不安になる。

“Voices from laymen don’t reach the fanatics.(ファンに「外野」の声は届かない)”
は文フリで買った『あなたとわたしは分かり合えないけど 「ジャニーズ性加害問題」をどう捉えたか』からの引用。ジャニーズに限らずつくづくほんとそうだなっていう。

マイ A. Homer Hilsen を入手

無事納車されました。うひょー。

元々打ち合わせで決めていたシルバーのフロントハブが欠品しちゃったのでブラックで行こうという話に2週間くらい前になっていたのが、先週末更に連絡があり、予定よりだいぶ早くシルバーのハブが入荷したので今からでも組み直すかどうか確認されて、とりあえず月曜に現状のブラックの状態で具合を確認し、問題なければそのまま納車ということにしてもらう。

ところが月曜は結構な雨。言ってもハブの色自体は問題ないだろうなと思っていたので、この日に納車してもらってそのまま乗って富ヶ谷から恵比寿まで走っていこうという方向に気持ちが完全に傾いていたのが、めちゃめちゃに萎えたものの、とりあえず確認するためだけにお店に行くという余裕ある時間の使い方もまたよし的な気持ちで代々木公園のBlueLugへ。
組み込まれたハブはまったく違和感もなくむしろ締まって他のパーツもいい感じ。ということで、いろいろ説明を受けつつ、バッグやらリフレクターやらオプション的なものを追加で相談させてもらった後で、盗難登録などをして決済をし、また翌々日の水曜に受け渡しだけという状態で退店。

そして水曜、軽く試乗などした後、無事に引き取って今自分の手元に憧れのRivendell、A. Homer Hilsenがある。やったー。

実際に通勤の、だいたい10kmくらいを何度か走ってみると、フレームのジオメトリだとかタイヤの太さだとかからくるものなのか、これまで乗ってきていたシングルギアのピストフレームと比べて結構重いことに戸惑ったり、ハンドル幅の広さや変速などの扱いに慣れないながらも操作が楽しい。
実を言うと、恥ずかしながらギア―ドの自転車にまともに乗るのってほぼほぼ初めてで、しかも変速機が普通のカチカチと段階的に切り替えられるインデックス式ではなく、無段階にレバーを動かした分だけディレイラーが動かされるフリクション式というタイプな事もあり、引き具合の塩梅がまだちょっと掴み切れず、変速した後で時々変な音が鳴ってしまうのがちょい恥ずかしい。早く慣れなくては。

構成のこだわりじゃないけど、組むに当たって「ハンドルはこれで組みたいんです」とピンポイントで指定したアルバスターシュバーはとても気に入っていて、思った以上に見た目のボリュームはあるものの、風が強い時や少し速く走りたい気分の時は前を握れるし、適当にちんたら乗り回したい時にはエンド側を握ればいいっていうポジションの幅が気持ちいい。(ただそこまで手前にスイープバックしてなくてもよいような気はしていて、一回り小ぶりなマスターシュバーでも良かったのかも知れず、いつか組み替えて違いを確認してみたいかも)
また、同じハンドル周りで言うと、バーテープを決める時にブラケットの部分に何か差し色を入れてもらいたい旨伝えたところ、左右色違いで青と緑を入れてもらったりしたのもめっちゃ嬉しかった。

パーツを決めるに当たって、フレームカラーも結構彩度が低めだし、あんまりクラシカルバイクみたいな組み方をすると渋い方向に行きすぎてしまいそうなのがなんだなと思って、適当にいなたいポイント入れて外してもらうよう頼んだというのは何週か前にも書いたような気はするのだけど、もっと思い切った色とか入れない限りはなんだかんだでRivendellっぽいところに落ち着いちゃうものだなとは思っている。サドルが茶色いせいもあるかもしれない。まあ、その辺りもこれから先のいじりどころなのかもと思うと、まだまだビルドのお楽しみは残されておりそれも楽しい。

とにかくまだ慣れない部分も含めてめちゃ楽しいので、当面は家と仕事場の往復の脚がメインになるけど、追々、破滅的に気温が上がる前には鎌倉まで走りに行ったりしてみたい。

文学フリマ東京38

盛況ぶりに限界も感じたり慄きながらも会場に行った。本当なら自転車で行きたかったけど、まあまあ雨っぽいので日和って電車とモノレールで。

事前にカタログで目星つけたブースをメインに回りつつ、見本誌コーナーで気になったもの、プラス歩いていて目についたものなどを買う。それだけで結構疲れる。

見本誌コーナーでは、ブランチプレートというブースの『あなたとわたしは分かり合えないけど 「ジャニーズ性加害問題」をどう捉えたか』というジャニーズのファンの人とか元ファンの人達が、かの問題についての文章を寄せている本が気になって買いに行ったのだけど、その内のひとつに、自分が12年前の文フリで買った『少年コレクション』というジャニーズにまつわるオタク語り的な本でも書いていたのと同じ人のコラムがあったのに帰ってから気が付いて、なんかちょっとくらくらした。

自分はそもそも出店している知り合いもほとんどおらず、そんなにぐいぐい書き手の人とコミュニケーションとれるタイプではないので、淡々とした現金と品物のやり取りに終始しがちな中、Mastodonにおりますという事で認知されている西川口圭さんとは軽く挨拶をして、以前彼が書き込んでいた変な女の話を聞かせていただいた。本当にやばい人とか変な病気もらったりしないよう気を付けて欲しい。

以下買った本

  • 『おゆZINE①』
  • 『哲学対話日記』
  • 『BANDIT Vol.3 特集 ハガキ職人と笑い』
  • 『ビジュアル美少女 Vol.2』
  • 『対話1 本屋とことば』双子のライオン堂
  • 『レイアウト見本帳 A6判』PARALLEL ACT
  • 『あなたとわたしは分かり合えないけど 「ジャニーズ性加害問題」をどう捉えたか』 ブランチプレート
  • 『女たち』奥野紗世子
  • 『大熊猫』西川口圭

おのおの読んだら何かしら書きとめておきたい。

今週のMMA

UFC Fight Nightは見れず、Bellator、Road To UFCと格闘代理戦争の決勝を見た。

Belaltorは矢地とメインのミックスvs.マゴメドフを目当てに。矢地は正直いけそうに思える瞬間が全くなく、これが現実の立ち位置という感じでこれからどうするのだろうか心配になる。メインはミックスのハマったら一瞬で終わりかねないギロチンへのアプローチをマゴメドフが処理しながら打撃でコツコツ削っていくという構図がフロムゲーのボス戦のようで味わい深い。判定もマゴメドフなんじゃないかと思ったんだけど、ダメージというよりもギロチンが一回惜しいところまで入っていたラウンドでミックスに軍配が上がったということらしい。微妙すぎ。

RTUは過去の中村倫也や鶴屋怜ほど、これは行くっしょっていう日本人選手がいない中、中西透暉鷹が気負いすぎず軽すぎずな落ち着いた立ち回りで可能性ある気がする。河名や原口みたいなゴリゴリのレスラーはこのレベルだったら粗めの組みへのアプローチでもなんとか行けるだろうけど、上がった時につらい思いをするだけではと思ってしまう。野瀬は完全に組みで力負けしてしまっていいて相手が悪かった。

代理戦争の決勝は勝った中村京一郎もトミー矢野も実力とは別の華があるタイプでどっちも期待しているので、変にRIZINで消費されないかがちょっと心配。中村はマイクが堂々としてるのもよと思う。トミー矢野はたぶん打撃もレスリングもこれから伸びそうな気がするので、これまでのボンサイ勢含めた国内の柔術家上がりのMMA選手よりもモダンなバランスの選手になって欲しい。

今週のp