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isbsh

Week26 : Lean not on your own understanding

Table of Contents

2025.6.23~29。 いろいろ終わったもののダラダラしちゃって、絵描く前に日が暮れる。

しごと

年始と春先からずるずる続いていた2件の仕事がようやく本当の終わりを迎えた模様。最後の最後まで書き出し直しだったり、素材の差し替えが続いたので、変な疲弊の仕方をしたけどとにかく終わって良かった。

1件の方はまたこういう仕事あったらやって欲しいと言ってもらえたので心のボーナスを得た。

NBAファイナル OKCの優勝とハリバートン

サンダーとペイサーズがそれぞれ3勝ずつで迎えた第7戦が行われたのは月曜の午前中の話で、その後ドラフトもあったりなんだりと最早遠い過去のようではあるが、最終的にこの試合をサンダーが制して優勝した。おめでとうございます。

とりわけ3Qのサンダーのディフェンスは圧倒的だったしまったくもって文句なしなので、どんなたらればを言っても仕方ないことではあるものの、やっぱり1Qでのハリバートンのアクシデントはいろんな意味でちょっとショッキングすぎた。
その直前までいきなり3連続でディープスリーを決めていた姿を思えば、勝敗という結果はさておくとしても、絶対もっと競った展開を見せてくれたはず…なんて考えてしまうのは避けられないし、この試合はおろかおそらく来シーズンまるまる観ることが出来なくなってしまったなんて、ハリバートン本人にとっても観る側にとっても残酷すぎる。ペイサーズを破ったサンダーだって一生言われる話だろうから、その側面でも残酷な出来事だった。

なんにせよ今シーズンのプレイオフにおけるハリバートンとペイサーズを観てファンになってしまったので来シーズンはペイサーズを応援したい。する。
でも WOWOW NBA も NBA 楽天も終わっちゃって Amazon Prime Video の独占になりそうなんだよな〜。やだな〜。

The Alters

あんまりジャブジャブゲームにお金も使えない感じだし、この機会に入ってしまえと思い、Xbox Game Pass に加入。早速巷で評判のよい The Alters をインストールしてプレイ中。 骨格としてはリソース管理しながらサバイバルする作業ゲーで、シンプルに1日のサイクルが短くてテンポよく、もう1日…もう1日…って感じでプレイをズルズル続けてしまう面白さがあって、久しぶりに週末ほとんど家から出ずに遊んでしまっている。

話としては、難破した宇宙船唯一の生存者ヤン・ドルスキとして、不時着した星の素材を集めてはあれこれアイテムを作成したりリソースをやりくりしながら生きて地球への機関を目指すというののが大筋のストーリー。
なんだけど、このヤンがた未知の環境で生き残る術を持ち合わせていない、フツーの作業員にすぎず、ひとりで右往左往したところで生存確率は限りなく低い。ということで、この星で採掘できる生物の成長を加速させる未知の物質「ラピディウム」と、宇宙船に積まれた量子コンピューターに、どういう訳かその中に保存されていたヤンの生まれてからここに至るまでの記録である「マインドレコード」を駆使して、人生のあるタイミングで別の行動の選択をしていた自分のクローン「オルター」を実際に生成し、科学者の自分とかエンジニアの自分を呼び出しては専門領域を任せながらミッションをクリアしていくことになるというのがこのゲームのオリジナリティになっている。

早い話がマルチバースの自分を、今いる自分の世界に呼び出すみたいな話で、映画『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』をより現実的なSFにしたようなイメージ。あっちは他のバースの自分の能力を可能性の一つとして自分におろす、みたいな仕組みだったけど、こちらは’別の生命として強制的に生み出すことを迫られるという部分がミソで、生き延びる為とはいえ自分の都合でポコポコ生み出しては労働させることへの背徳感を感じさせるつくりになっているのが、まず設定として面白いと思う。

更に、冒頭書いたように骨格としては毎日リソースを管理しながら作業し続けるゲームであるため、遊んでいく内にそういう背徳感が薄れて、増やしまくった自分のオルター達もリソースの一つとして捉えて、効率的に作業分担はもちろんメンタルケアなんかも捌いていくようになってしまうあたりは、ゲームが抱える単調さを逆手にとったうまいデザインになっている。 まあこういうのはうまいっていうかずるいっていうか…って感じではあるけど。

気になる点を強いて言えば、展開上作り出せるオルターの順番はそこそこ仕組まれている部分に若干醒めてしまうところはあるし、そもそも作り出せるオルターのバリエーションというのも多いようで少なかったりもして、その辺りにもっと遊びがあってもよかったかもな…みたいな点でしょうか。あと日本語字幕が部分部分で英語のままだったりするバグのような部分とか?

ゲームとしてそんなにむずかしい難易度ではないものの、うっかりしてるとちゃんと詰むようなデザインにはなっているので、ほどほどに緊張感もあっていいゲーム。

Indie Game: The Movie

Steam サマーセールで。公開当初 Twitter で周りの人たちがいろいろ言及していたけど、その当時に観ないままだったのをようやく観たインディーゲーム開発者たちのある期間を追ったドキュメンタリー。

出てくるのは、『Braid』のジョナサン・ブロウ、『Super Meat Boy』のエドモンド・マクミランとトミー・レフェネス、『FEZ』のフィル・フィッシュ。
ジョナサン・ブロウに関しては『The Witness』の開発中ではあったものの、語られるのは『Braid』の成功がインディーゲームシーンにもたらしたもの的なやや俯瞰した話で、作品全体の主な流れとしては『Super Meat Boy』がリリースされるまでと、『FEZ』がPAX(TGSみたいなゲームのイベント)でデモバージョンを一般公開するまでのアップダウンというか主に苦悩がとらえられている。

なので、主にインディーゲーム開発者の生き方とかメンタルについての話が多めではあるんだけど、ゲームデザインについてのそれぞれの哲学とかについての話もしっかりされていたのがよかった。

特に、ジョナサン・ブロウが『Braid』でのあるステージを引き合いに出して話している場面では、「レベルデザインていうのはコミュニケーションのつもりで作っている」的な話をするんだけど、別のシーンでは「ウェブのレビューの多くはざっくり肯定的な評価はされていても表面的な話ばっかりで、自分が特別だと思ってたものなんて伝わっておらず、対話も成り立たなくてがっかりさせられる、ゲームを通して人とつながれると思っていたのに…」というようなことも語っていて、いちプレイヤーとして激安で遊べるインディー作品だからって漠然と遊んでやしないかと、まあまあ考えさせられる。

もちろん個人開発者の人生についてのウェットな話も興味深くて、フィル・フィッシュのきっと敵を作りやすいであろうキャラクターなんかは強烈でそれ故に苦労してきているという話や、『Super Meat Boy』のふたりの苦労と成功っていう流れなんかはとてもわかりやすく面白かった。自分はレフェネスが両親の家を建てた時の負債について語る場面に差し込まれる、母親がミートボーイのクッキーを作ってる様子みたいな絵面に最近弱くて、なんだかほろりときてしまった。

これが公開されたのももう10年以上前なので、今はまたインディーゲームにまつわる環境も状況も全然違うのだろうけど、個人のゲーム開発者は今でも自分の作品に私的なものを込めているはずだし、取っ換え引っ換え雑に遊ぶだけでなくて、 たとえそれがどこか歪なものであっても、人間が作ったものとして、改めてゲームとちゃんと向き合うような姿勢は持たないとダメだよなと思わされる。月並みな感想だけど。

UFC 317

メインの3試合が凄かった。

  • トプリア vs. オリベイラ
  • パントージャ vs. カラフランス
  • ロイヴァル vs. ヴァン

特にラストのタイトルマッチ2試合、トプリアとパントージャはちょっと「だれがこれに勝てるんや」ゾーンに入ってしまった感もあり、彼らの王朝的な一時代が形成されつつあるのを感じる。

ジョシュア・ヴァンは強いと思ってたけどここまでとは。平良は前のままだと確実にスタンドで圧倒されそうで、仮にタイトルマッチをやれるとなってもパントージャよりも勝ち筋を見出すのが難しい気がする。逆に堀口と朝倉海だったらどうなんだろう、ちょっとわかりません。

一時はUFCでは廃止されかけたフライ級がいつの間やらめちゃくちゃ盛り上がってていいことだと思う。

きいた


そのほか

  • イランとイスラエルが停戦、したのかしてないのか
  • ジョン’・ジョーンズが引退