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isbsh

Week39 : Lux Aeterna

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2025.09.22~28。

またひとつ年をとった。それはそれとしていくらか涼しくなって来て自転車乗るのが楽しい。その一方で天気良くてまだ夏っぽい光の中こうも涼しいとなんだか死を連想してしまったりもする。『レクイエム・フォー・ドリーム』の海みたいな感じ。

週末にはSCAJとかTGSみたいなイベントが盛りだくさんだったっぽいけど、やることあったり疲れてたりでどれもスルー。RIZINのPPVも買わずに自転車の世界選手権を観た。

しごと

先方の制作の方も忙しいのか細かいスケジュールやらなんやらをなかなか教えてもらえない中、自分の作業に必要な素材も送られて来ないので、適当に早合点して作業を進めすぎるのもややリスキーかと思い、手を入れられる範囲で進めてチンタラ過ごしていたところ、週の後半になってドドッと素材や情報が着弾。更に週明けの火曜にチェックがあるんでそれまでにほぼほぼ完成させた素材を送ってくれやとのこと。

「イヤそんなん今初めて聞いたんですが…」となるも、まあ言っても終わらないってほどの状態でもなかったし、木金にギアを3段くらい上げてとりあえず監督チェックに提出。週末修正で潰れるのもまあしょうがないか~くらいで構えていたらあっさり監督OKが出たので事なきを得た。

ちなみに今回やり取りしてるのが所謂テレビアニメの制作会社で、そこの撮影部とのデータをやり取りしているのだけど、同じAEで作業をしてはいるものの作法や常識も違っていて、自分の感覚からすれば融通とかの点で少しだるく感じてしまうところもある一方、データの作り方、主にシリーズ通して規格を統一するファイルの管理の仕方、みたいな部分ではめちゃんこ勉強になるところもあって、これはこれで貴重な機会だなとも思う。
きっと向こうには「クソ適当なデータ作ってんなコイツ」とか思われてるはず。

読書

  • 『イングランド銀行公式 経済がよくわかる10章』
  • 『紙魚の手帖 vol.24 GENESiS』
    • 雨露山鳥「観覧車を育てた人」
    • 高谷再「打席に立つのは」

イングランド銀行のはまだ全然途中だけど、すごくわかりやすい。

創元SF短編賞の2作品は「打席に立つのは」がとても好みで良かった。
脳の電化が進んだ時代の野球部の4番打者とマネージャーが未承認アプリを使って人格(肉体)を交換して、イップスに陥った4番打者の代わりに実は男子以上に野球センスのあるマネージャーが試合に出るのだが…的なストーリーで、SFっぽい理論武装的な設定のカマシも程々でくどくない爽やかな読後感がちょうどいい。

自転車世界選手権

男子ロードは結局ポガチャルの異常な強さと、絶好調にも関わらずメカトラブルに見舞われたレムコの不運も重なって結果としては順当な結果だったけど、そのトラブルがなかったらどういう展開だっただろうと思わずにはいられない感じに。

しかしポガチャルが異常に強過ぎることは今のUAEの戦術放棄に近い状態を招いてしまっていて、そのことが今大会のアユソやデルトロみたいなより下の強い選手達がクレバーとはほど遠い大味なマネジメントの走りをしてしまうことに繋がってる感じられるのは気のせいか。観戦してる分には面白いんだけど。

きいたやつ