Week42 : Going to movies is going to meet someone
Table of Contents
2025.10.13~19。
先週の土曜『テレビの中に入りたい』を観るのに小雨の中木場まで自転車で走ってた時、水たまりでスリップして横転し頭をまあまあ強く打ったって話を書きそびれてた。
で、その際に軽いむち打ちをやっちゃって、幸い頭痛とか痺れみたいな深刻そうな症状はなかったのだけど、筋が伸びた拍子で強めの肩こりが発生し、それが金曜の午前中くらいまで続いてなかなかひどかった。
というわけで一回休みみたいな週。仕事してるだけでしんどかったので、ほとんどなんも描いてません。
ぶっちゃけ公明党が離脱してからの政局面白いやんけ…などと思っていたら、自民が維新とまとまって、更には参政党あたりがくっつきそうと来て、ある程度想像していた範囲の話ではあるけども、いざ報道を通して目にするとやはりゲンナリするものだなと。
しかも議員定数の削減だなんて、維新が自分達の爪痕を少しでも残すためなのか高市がなんとしても総理になるためなのか、短絡的な有権者向けのパフォーマンス以上にメリットが何なのか謎な政策が連立の条件として急浮上してきてしまい、一層つらい感じの展開に。こんなに中間層がショボくなって社会不安も高まってる時にわざわざ小さい政府なんか指向しても、悪くなる想像しか出来ないんだけどアホなんですか。
これに乗っかれちゃうのって、何か理想の社会があるからというよりもまず、観念としての「左翼」憎しや「リベラル」憎しみたいな感情が先行して賛成するひとが多いのだろうが、こういうことが重なった先に締まるのは巡り巡って自分たちの首でもあるということも少しくらい考えて欲しい。
しかし、もはや二大政党制なんてものは日本では当分形成しえないのだし、これからしばらくはヨーロッパみたいに都度都度連立を組んでくことになるのだろうから、連立交渉に時間をかけても重要な政策判断は進められるような仕組みとか風習を作っていかないと、今回の高市に限らず(まだなると決まったわけではないが)早々に空中分解して短命政権が繰り返されて停滞するだけなんじゃないかという気もする。
またこれはたかまつななのTwitterに書かれていた意見なのだけど、今回のような絶好の機会でさえ野党がまとまることができないのが分かってしまった以上、選挙において政権交代を望む場合、その可能性から考えるとかなり入れる投票先が今後限られてしまうのでは、というのはそうだなとも思う。
とりあえずハーロウでメインストーリーもサブクエストもあらかた終えて、エンドコンテンツである究極のヴォルトハンターモードもUVH5まで解除してのでひと段落。ここでボス周回して、レジェンダリー掘ってもいいけど、どうせDLCが来るタイミングでレベルキャップが上げられるのを考えれば二度手間だし、まあちょっと離れて他のゲームなり他のことに時間使った方がいい気はする。
ちなみにストーリーについては、前作までと比較して敵味方問わずキャラが弱いって感じでもないのだが、なんだか全体としては薄味で印象が薄かったように感じる。
おそらく、前作のエンディングからの繋がりで舞台になる惑星が変わり、主人公が属していたクリムゾンレイダースもバラバラになったことで、チーム感とか蓄積されていた人間関係の要素が薄まったせいなんかもあるのかもしれない。
その反面、前作までは自キャラクターはカットシーンでもほぼ喋らず、やや傍観者みたいな立ち位置だった気がするのに比べて、自キャラクターがよくしゃべって主体的にドラマに絡んでいたので、ストーリーへの没入感はあって楽しめたんだけど。
まあこのゲームに関してはストーリーを味わいたくてやってるってわけでも無いから全然良いのですが、シリーズ通してティナをメインに据えたタイトルとかDLCのシナリオ以上のものが出せてないのは、作っている側もヤキモキしていそう。
国立近代映画アーカイブで森田芳光の特集上映がはじまっていて、『未来の想い出』と『ときめきに死す』の2本を観に行った。
『未来の想い出』の方は、なんとなく森田芳光作品の中でも、自分が特に好きな『家族ゲーム』より『(ハル)』とか『ときめきに死す』みたいな方向性ではない方の雰囲気かな…と思ってこれまで観たことがなかったのだけど、思ってたより遊びまくってるような演出は少なくて、わりと好きな方の作品だった。死んでもループを繰り返す人生の中で、知ってしまった情報を元にやりたいことでもないことをしてチート的に成功を取りに行くのか、それでもやりたいことをやってもがく人生を取りに行くのかっていうテーマは、シンプルでオーセンティックなものではあるけど、森田芳光のようなフィルモグラフィーの映画監督の作品として見ると、より考えさせられるように思う。あと工藤静香の演技が面白かった。
『ときめきに死す』はBSかCSで放送されていたのを自宅のモニタで何度も観てはいたが、映画館で観るのは初めて。家で観ててもなんだか夢見てるみたいだなと思っていたのが、スクリーンで見てみるとより強くそう思わされる映画だった。撮影にしろ音楽にしろかっこよすぎな中、唐突に杉浦直樹演じる大倉の俗物的な言動が面白くて笑ってしまう。若かりし樋口可南子もすてき。
座組だけ見て、期待と共にどこか「めちゃくちゃやりに来てるぞ」と構えてしまってもいたのだけど、普通によい本を作って見せられた感。素晴らしすぎ。
被写体である福田さんの写真はもとより、衣装もレイアウトもとてもよかった。
よかったですという他にあんまり形容する言葉が無い。
あれで3500円は正直ちょっと安すぎとさえ思う。
- ディアンジェロ、村山富市、前原雄大など訃報を多く目にした。
- 前原さんの訃報を受けての佐々木寿人さんのnoteとその日のMリーグの対局はかっこよかった。
- 河村勇樹がシーズン開幕直前にブルズとの契約解除で悲しすぎ