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isbsh

Week46 : Enter your handle

2025.11.10~16。
今週は仕事ばっかりしてた。

仕事ばっかりっつっても、それもそこそこ順調で、なにかチャレンジしてるような前向きさこそあまりないが、作業量は多くないし、特別ストレスを感じるようなやり取りもなく粛々と進んでいる感じなので話すこともそこまでなく。強いて捻り出すなら、企画段階の演出プランで「〇〇を模した画面にしたい」というのはいいんだけど、上のひとたちの〇〇に対する解像度が意外と適当なまま撮影と制作が進行した結果、実際の〇〇ではそうなってないような素材で出来る範囲でどうにか自分が〇〇っぽくしなくてはいけなくなっていて、「…これで出来るのはこのくらいが限界ですよね」みたいなものにしか出来ないものだからなんだかもったいないな…みたいなモヤモヤした気分があるにはある。こういうことは今回に限らず多々ある話で、その都度もしかしたら自分が腕まくりして○○のリアリティってのはこうなんですよって感じで引っ張ってくくらいの意識でやらないといけないのかも…なんて思ったりはするけども、果たしてそこまでがんばっていい仕事なのかどうかみたいなのは他の条件や環境も合わさって見極められる話だと思いたい。

 

他には、入浴時のヘアキャッチャーみたいな排水口のあれを毎晩観察してる範囲の感覚的な話なんだけど、なんとなく抜け毛が最近減った気がするとか。
単に季節的なものなだけのような気もするが、最近夕飯をオートミールにココアを混ぜたやつで済ませることが多くなったのが要因なのかもしれないし、洗髪の時にトリートメントを少し丁寧につけるようになったみたいなことのせいかもしれないし、あるいは平日に酒をあんまり飲まなかったせいとか、はたまたそれらの複合的な効果なのかもしれないが、いずれにしても父や兄の頭を見ればいずれは薄くなるに決まっているので、なんつうかまあ焼け石に水みたいな話ではあると思う。
ちなみにオートミールによる作用はもう一つあって、毎日スルッと便が出るようになってもいる。食物繊維最高。
そういえば、以前糖質カットして摂取カロリーも雑に削るようなダイエットをして痩せるには痩せたその裏で、てきめんに毛量が少なくなったことがあるので、髪のボリューム気にしてる人は止めましょう。常識的な話だろうけど。

 

あとは国立映画アーカイブの森田芳光特集上映で大好きな『(ハル)』を観たり、 UFC322を観たり、来週末のVJ の準備をようやく始めたりするなど。

『(ハル)』はこの映画にしかない淡々としたリズムとスピード感があってまずそれが好きなんだけど、その淡々とした大した出来事なんて何も起きない時間の中で、人が人を気にかけて呼びかけ応答することのかけがえのなさや、そのことによって支えられ背中を押されて前に進めるのだということを、こんなに強く呼びかけてくれる映画ってなかなかないよなと思う。本当に好きな美しい映画。

 

ONEのPPVはキック・ムエタイ勢の試合に興味はあったものの、青木のマッチングの顛末などを知ってしまうとやっぱり乗り切れなくて買わず。この後にあるかもしれない展開を考えたら勝ってもらった方がみんな乗りやすかったよなとは思いつつ、どうしたってやる気になれなかった青木の気持ちも想像できる。そんなメンタルで試合が成り立たないことについて「これもプロレス」って表現でくるんじゃうことは出来るけど、みんながみんなその機微まで分かって使ってるわけではないから、「プロレス」って言ってしまうことでこぼれ落ちるニュアンスもあって言いたくないようなそんな気分。