知人夫婦に子供が無事生まれたとの報せ。
あまり細かく書ける話でもないけど辛い事がたくさんあった人達だから、本当に良かったと思う。送ってもらった写真を見て思わず涙が出てしまった。
元気に大きくなって欲しい、なんて若い頃は月並みな挨拶くらいにしか思ってなかったけど、ただそう思う。
仕事
先週までのナーバスさがひっくり返って、タスクを根絶やしにしてやるくらいのテンションになってきた。
ただその結果、予定よりも自分でもりもり進められてしまい、これはおそらく3人もスタッフ組まなくてよかったですよね…とみんな感じているような気まずさが無いわけでもない。けどまあ、不安なまま進めてたらこうは行ってないかも知れないということで、許して下さい。お金のことは少し心配だけど。
そんな感じなので自分の作業よりも、今は監督の作業が終わるのかどうかの方が若干不安で、ほんのり予定にない作業を回される覚悟もしているような状態。
JBL FREE PRO2
ここ何年かはもう充電とかしたくねーんすわ、という気持ちが強かった。加えて、数年前にNUARLのNT01という完全ワイヤレスイヤホンを買ってみたものの、使っていたXiaomiのMi9SEとかUnihertzのATOMとの相性というかBluetoothがイマイチだったのか、接続の安定性が無かった(ズボンの尻ポケットに入れると切れまくる)ので、しばらく完全ワイヤレスはいいですという気持ちに覆われて、ここしばらくはずっとイヤホンも有線のものを使っていたのだけど、なんとなく時計のベルトにコードが引っかかるのを3日くらい連続で体験した反動で、衝動的にJBLの完全ワイヤレスのエントリー機的なやつを買ってみた。
今使ってるスマートフォンはPixel4aだからおそらく過去の機種よりもBluetoothはまともなようで安定しているし、外音取り込みとかノイズキャンセリングとかマルチポイント接続とかいろいろ進んでいてなかなか調子は良い。
通常のオーディオモードと遅延が少なく若干音質が下がるビデオモードがあって、使用中にそれを切り替えた時に接続を見失う事がしばしばあるのと、PC環境で特定のウェブサービス(SpatialChatとか)に繋いだ時にプロファイルが自動で変わるのか、著しく音質が下がること、あとこれを使う事でスマートフォンのバッテリー使用量が結構上がる事以外は大体問題なさそう。
それ以外では全くではないけどほぼほぼ切れたりしない。偉い。
ウェイク・ワン『ケミストリー』
なんで買ったのか記憶に無いけど数年積まれたままになっていたのを引き抜いて読んだらとても良かった。
付き合っている成績優秀で人柄も最高なボーイフレンドとの結婚も視野に入る段になって、自分の両親を通して感じていた結婚生活への不安や、ボーイフレンドの家庭環境から来る考え方の溝、また自分自身の研究の上手く行かなさなどなどが重なって、もろもろ気持ちが折れてドロップアウトしてしまうアメリカに住む中国系移民の大学院生が、ちょっと歩みを止めてこれからどうすんべと心を整理して立ち直っていく話。だと思う。
単純に大学院の研究が上手く行かないとか、移民として苦労してきた親からの求めに応えられない不安や反発とか、大きく捉えれば覚えのあるような経験がいっぱい出てくるのだけど、とりわけボーイフレンドのエリックがいいやつ過ぎるあまり、自分のダメさや嫌な部分がエリックの放つ光に照らし出されてしまう感じには、分かりすぎて「うっ」となってしまった。
そういったままならない色々なしんどさに対して、過度に甘やかすことも追い詰めることもないさっぱりした文章の距離感が、今の自分には丁度良かったのかも知れない。
序盤こそ散文というか、ザッピングするみたいに思考の時系列がポンポン飛ぶのが読みづらく感じたのだけど、これは主人公のメンタルと人間関係についての話なのだなと理解できてくると、こういう思考があっちこっちに飛ぶ事って自分もあるよな…という気持ちになり、あまり気にならなくなってくるというかリズムがフィットしてきて、かえって心地いい文章に感じられるようになった気がする。
帯文とかに「リケジョのうんたら」みたいな売り文句があるけど、もっと普遍的な話として読めるのになと思った。
あと中国語と英語による世界の捉え方の違いみたいな事にも触れていたのが興味深かった。
UFC279
- チマエフが計量ミスった事によって、ラスベガスでメインの試合飛ばせる訳ないやんけって事なのか、前日になって急遽破れかぶれみたいなカードのシャッフルが行われてしまい、ちょっとびっくり&白けた。
- メインのネイトvs.ファーガソンは、ファーガソンが階級上げた事によってか、なんだか緩慢な動きで反応も鈍く見えてしまい、体重とやろうとしている動きのフィットがあまり良くないように見えるな…とか思っていたら、あれよあれよとネイトのペースに巻き込まれてギロチンで極められてしまった。悲しい。ライトの方がいいんじゃないかと思っちゃうけど、これから良くなるんだろうか。
- チマエフはこのファイトウィークでめちゃくちゃダサい感じになってしまったのが悲しいのに、圧倒的な身体能力に始まり試合運びとグラウンドコントロールは完璧で、複雑な気持ちにさせてくれる。頼むから体重くらいちゃんと作ってくれよ。
- アルダナとチアソンの試合は普通に面白かったのだけど、下からの蹴り上げがレバーにヒットしてKOというあんまり見た事無いフィニッシュで突如終わってびびった。グレイシー・クラシック・テクニックだそうな。確かに昔のバーリトゥードだとありそう。
- 前日の夜にballimissaさんがWOWOWの実況解説ってどうなんという話をしていたので、あんまり言葉を選ばず適当に実況について「おじいちゃんの介護みたいな感じ」と伝えたら、変な伝わり方をしてしまった気がして反省したのだけど、改めて確認してみると高柳さんが他と比べて特別ひどいという感じもせず。そもそも日本語の格闘技の実況ってトーンが肌に合うかどうかで、解像度的にはどこもそう大差ないような気がしている。
ブエルタ
ログリッチのリタイヤなんかもあったりして、終わってみればエヴェネプールが無双したまま平坦も山も走り切ってしまった。
エヴェネプール個人も驚きだけど、クイックステップがグランツールでこういうレースコントロールを出来るチームでもあるのを見せてきたのが想定外。
来年のツールでヴィンゲゴーやポガチャルにぶつけてくるのかも知れないと思うと、今からざわざわしてしまう。
その他
- ケニアのガトンボヤAA、ハイローストがどんぴしゃ
- 最近の作業中BGMは YouTubeのゆっくりのこわい話
- おだえりの水着
- 鵜頭川村事件のドラマ、思ってたよりゆるいリアリティラインに乗れれば楽しい気がする
- KAHOH - Ice Cream e.p.
- Jenevieve - Rendezvous - EP
- imai - MONSTERS
- bonobo - ATK