9月の仕事、やはり余裕っぽいな…となったタイミングでちょっとした作業の打診があったので納期ドン被りなのにも関わらず引き受けてしまった。もう新しく仕事は受けないつもりでいたのに。


楽曲大賞名称問題

CDジャーナルから出るつんく絡みの楽曲をまとめたムックのいちコーナーで「楽曲大賞」の名前が使われている事に対して、ハロプロ楽曲大賞とアイドル楽曲大賞主催のピロスエさんが違和感ある旨ツイートしたところ、それに対して批判的なリアクションがいっぱい来て軽いボヤが…みたいな話。

正直なところ楽曲大賞って言葉はほぼ一般名詞化してしまっているので、それが勝手に使われる事自体は流石にもう仕方ないように思ってしまう一方で、あのイベントの準備に何年か参加してる身からすれば、あんなに準備が面倒くさくて大変なイベントにそれなりの美意識をもって毎年同じクオリティで続けてきて、そういう言葉なり概念を定着させた事は、(いくらファンの総意とかでもないところで勝手にやってるものだとは言っても)一定のリスペクトはされてもいいものだろうし、それを便利な言葉があるからと言って他のメディアやライターの人にサクッと拝借されつづける事に対して苛立ちが生まれるのってそんなに理解できない話じゃないよなあ…とも思っている。

その辺のどこにムカついてるのかみたいなポイントが微妙に繊細なのか、本質的なところはそれほど外に伝わっておらず、単に「楽曲大賞って言葉使うなら俺にひと声連絡しろや」というあるのかないのかわからない権利の主張っぽいメッセージに収斂していってしまうと、Twitterにおける出口のない言い争いにありがちなしんどさしか発生しないよな…という。

本来であれば自分だって名前出して参加している身内なのだからツイートでこうした話をフォローすべきなのかも知れないのだけども、タイミングとか自分が言うべき事なのか分からずまごついたままその機を逃した。


ELECOM bitra(人差し指操作タイプ)

仕事場では共有のiMacで作業しているので付属のMagic Mouseを使う事が多い。評判の分かれるこのマウス、自分としてはAftereffectsなどで作業する時に縦にも横にも適当に指で弾くような感じでサクサクスクロールできるのが好きで嫌いじゃないんだけど、度々直面する作業中のバッテリー切れにふとうんざりして、自宅で使っていなかったLogicoolのMX ERGOを持参して代わりに使ってみたところ、想像以上にクリック音がデカくて厳しかったので、その翌日ムカついた勢いで静音かつコンパクトであるらしいタイトルのトラックボールを買ってみた。

そんな経緯とちょっと新しいものに手を出したい欲で初めて人差し指トラックボール、慣れれば平気っしょ精神で臨んだのだけど、ドラッグがむず過ぎてまだ修行感がある。

単純にカーソル動かす気持ちよさはあるので使いこなしたいとは思いつつ、どこまで慣れても細かい作業はきつそうだなという感触も拭えないので、MX ERGOの静音化についても調べている。


TGS2022

木曜から仕事しつつ週末家でダラダラしつつ東京ゲームショウの配信を流し見。

発表は色々あったけどStreet Fighter 6の情報量とインパクトが一番でかくて、ソロのアドベンチャーモードだとか、プレイヤブルキャラクターの情報の出し惜しみのしなさとかを見ると、開発の手応えの良さのようなものが伝わってきて素朴に楽しみ。


LE SSERAFIM (르세라핌) Documentary ‘The World Is My Oyster’

LE SSERAFIMの立ち上げからデビューに至るまでのドキュメンタリーがそこそこボリュームもあって(20分×4本)面白かった。

脱退したガラムさんはまだ色々言う人もいるのか綺麗にトリミングされていたのに、セレクションの過程で選考からこぼれてしまった練習生の人も出てきたり、奇妙なバランスではあったのだけど、宮脇さんとチェウォンさんを軸にメンバーが徐々に集まってくるアッセンブル感など、見ていて上がる作り。

〇が高くなったり低くなったりする作画のばらつきのようなものが気にはなるけど宮脇さんはよくやってると思う。

あとはコンセプトの共有の仕方とか、体型の事とか最近のモードとしては事務所もあんまり言わないのかなと思っていたら結構言うんだなとか。


ニューヨーク東8番街の奇跡

『34丁目の奇跡』とごっちゃになってクリスマス映画かと思ったら、全然違った。

再開発が進むニューヨークのイーストヴィレッジの一角、おんぼろアパートでダイナーを営む老夫婦と上階に住む各々問題をかけた住人があの手この手で立ち退きを迫られて、流石にもうダメ状態になってダイナーの主人が思わずつぶやいた「help」の言葉に呼びよせられるようにやってきた、壊れたものを修復する能力を持った小さな宇宙船のようなのエイリアンによって、ビルの住人達も立ち退きのプレッシャーに打ち勝つ光を見出していく話。

おそらくエイリアンが壊れたものを修復してゆくという行為によって、住人たちそれぞれの壊れかけていた何かも繋ぎとめられ直っていくみたいな事と結びつける意図があるのかなと思ったのだけど、個別の登場人物の気持ちの明暗について明示した描写はそれほどなくて、とにかくアパートがなんとかなってハッピーというシンプルなプロットに留まっていて、あっさりしていた。これはこれで軽くていいけど。

それはそれとして、ほとんど機械、というかもしかしたら中に極小のエイリアン達が生活している小さな宇宙船のようにも見える、宇宙船型エイリアン一家の感情表現がかわいらしくてとても良かった。


アフガンはいま①~④ | ポッドキャスト:朝日新聞デジタル

国際報道部の乗京真知氏の話、この人の話は本人が直接見聞きしてきたディテールの話と大局的な話どちらにも触れられていてとてもよい。


UFC Vegas 60

  • なんか朝早かったのでメインの最後の方のみ
  • ヤドンの健闘ぶりを称えつつ、絶えずスイッチしまくりながらケージ際までは押し込まれる事無くサークリングして自分の距離をキープできるサンドヘーゲンの総合力を再確認
  • ホドリゲスはなんだかんだで組んでなんぼな選手でしょという下馬評に対してしっかりパンチ当てまくるので、もうボクシングが上手い選手っていうところから解説はじめていいのではと思う

そのほか

  • BLACKPINKがまたMVで戦車と日本刀出していて「流石に…」と思った
  • NMIXXのまた明後日の方向に速球投げてきそうなティーザー
  • LOONAは日本活動諦めてないのを確認
  • Mura Masa - blessing me with Pa Salieu & Skillibeng