テレビをつけてるとマクドナルドかなんかのCMで大友康平が出てくるのを見かけてはこんなに鼻でかかったっけって二度見してしまう、というか、見るたび微妙にでかくなってるような気がして怖い。

それはいいんだけど、今週も時間があったんで、銀座インズの中にあるバンゲラズキッチンの系列店的な店が、先月から近所にオープンしていたので母と姉と行ってきた。おいしかったです。
バンゲラズキッチンよりメニューとか一皿のボリュームが飲み屋っぽい感じなんだけど、酒の単価が高いからか飲み客が全然おらずガラガラなのでちょっと心配になる。とにかく家のド近所でこんなにちゃんとしたビリヤニが食べられる状況は大事にしたいので、ひとりでもちょくちょく行きたい。

あと週末浴室をエプロンの中も全部ひっくるめて無茶苦茶に洗ってやりました。かたまった髪と湯垢のグロさ。


防衛費増額など

なんかあれよあれよという間に話が通っていてうんざりする。実際の予算とか法律の審議はまだこれからとは言え。

色々不安とか愛国心っぽい何かを刺激しそうな言葉も聞こえてくるのだが、結局のところGDP比2%って数値を掲げることが防衛そのものよりも目的になっている印象しか受けず、実際のところ、現状で何がどれだけ不足していて何を補うために必要な額なのかを政府がどれだけ分かってんのかみたいな話が伝わってこないので、ただ金ジャブジャブ使って何かやった気になりたいだけじゃねえのという感じしかしないので腹立つ。
そもそも防衛費なんて何をもって十分とするのかよくわからないけど。
というか、何にしても日米地位協定の見直しをしない事には飾りみたいな装備が増えるだけで、現実的に大して日本の出来ることなんて増えないだろうってのは中国やロシアにもきっとバレていて、単に他の国の軍備を拡大する口実にしかならないんじゃないだろうか。

逆に、増税とセットでぶつけられると論点が凄くぼやけるんだな、というのはよく分かった。最近の「税金こそが悪」みたいな空気の中「増税」ってカードを一緒に切っちゃえば、防衛政策の転換なんて根本的な話の問題点は簡単に矮小化されてしまうというか。「ぶっちゃけ国の予算なんてでかい規模の話なんかどうでもいいけど、わしの財布から金を取るのだけは許さん」みたいな話にしてしまえるのが不思議だ。

まあ物価だけが上がっていて賃上げはしそうで結局大してしないのかも…みたいな景気のタイミングでそんな話をしてくるのがおかしいのであって、本当に必要だと思ってるならもう少し時期を見て総選挙の前にでも正面切ってやってみろよ馬鹿って話。


菅原圭 - round trip

アルバムが出てた。といってもこれまでの配信曲をまとめたようなあれなんだけど。

アニメーションのリリックビデオがYOASOBIとかずっと真夜中でいいのにみたいな雰囲気なので、「若い人の音楽だ逃げろ!」的な警戒心を抱かせてくるし、節回しも結構過剰だしで、俺は本当にこれ好きなのかな…と思いつつ結構好き。
しんどくないAdoみたいな。

「シトラス」と「カーテン」が好き。


三浦透子 - 点描

こっちもアルバム。

うきわの主題歌だった「通過点」がやっぱいい。
最後の「blur and flower」も。


『ピースメイカー』

ジェームズ・ガンの『ザ・スーサイド・スクワッド』のスピンオフ。全8話。U-NEXTにて。

『ザ・スーサイド・スクワッド』のガンの趣味丸出しな露悪的な暴力描写から少しバランスとったというか、あの露悪の背後にはこういうキャラクターの背景もあってね…という補完が結構丁寧にされていてよかった。

基本的には終始アホなやりとりをドタバタしていて笑える中、空気も読めずに呼吸するように悪気なく差別的なふるまいをする主人公が育ってきた家庭環境の呪いを克服するセラピーのようにも言えるいい話で、ヒーローのコスチュームを着たおっさんが裏山で粗大ごみを射撃や爆破してテンション上がってる「バカな事してんなギャハハ」っていう絵面が、なんだか悲しいものに見えてきたりする。おもしろうてやがて悲しきなんとやらじゃないけど。

ピースメイカーがベッドの上で自分の振る舞いについて後悔しながらひとりで泣きじゃくるシーンもよかったし、終盤ピンチの場面で自分の秘密を告白しなければならなくなったエコノモスが物語中ピースメイカーからずっとイジられ続けていたヒゲについてカムアウトするシーンもよかった。ただ自分的に一番刺さったというか共感してしまったのは、1話の冒頭でピースメイカーが病院から退院するに当たって会話をする掃除夫のジャミールが「俺の出身校はMITだけど人に信用なんてされたくないし無責任でいたい(からこんな仕事してる)んだ」みたいな事を訴えるところだったりして。そんな学歴ないけどわかる。

また、サブキャラのビジランテがきれいな顔立ちなのに終始目が飛び気味でピースメイカーよりも話の通じないソシオパスなんだけど、なんだか憎めないいいキャラをしていて、なんだかんだ文句を言いながらしれっとチームに迎え入れて一緒に仕事しているというのもよかった。

あとワッシーがかわいい。


『台湾旅行記 声はどこから』

文フリで買った小さい本。『馬馬虎虎』という旅行記のミニコミを発行してる壇上遼さんとその友人の篠原幸宏さんが、一緒に行った台湾旅行中に目にしたことや感じたことをそれぞれで書いてまとめられている。コンセプトで言うと同じく文フリで買って先に読んだ『言葉だけの地図』に近い。

同じ光景を目にしていてもこんなに見てるものが違うのか~などと言うのは月並みにも程があるけど、実際違うのでおもしろい。しかも海外旅行の場合、言語能力だったり慣れなどの差から、旅先で関わる人との距離感とかも全然違っていて余計に。

なにより、旅行行った人がSNSにリアルタイムで垂れ流すような高いテンションには程遠い、穏やかな感じのテキストが旅行という感じでよかった。


『太陽諸島』

多和田葉子の『地球にちりばめられて』『星に仄めかされて』につづく三部作の最後の本。

よかったんだけど、なんかまだ感想というかどういっていいものかまとまらず、書評とかインタビューを追って読んでるところ。

上であげた『声はどこから』といいこの作品といい、ひとの海外旅行の話ばかり読んでいないで自分もエクソフォニーへ向かわないといけないような気もしているが、まだちょっとめんどくさい。

「もしもわたしがかつて暮らしていた土地にある日また戻る事ができ、その土地に立ったら、その時ヨーロッパがフィクションのように見えてしまうかもしれない。でもそうすると、今わたしに一番近い存在である旅の仲間たちが物語の登場人物になってしまって、わたしだけが現実という名前の孤独な場所に残される。それは嫌です。みんながいっしょでいるためには、知らない人たちをフィクション化するのはやめるか、みんなでフィクションになってしまうか、どちらかなのではないでしょうか。」 (p214)


『ROCA』

夏ぐらいからちらちら評判を目にしていたのがここに来てもっと目にするようになってきた、というだけでは流石に手を伸ばさないんだけど、表紙のイラストを見る感じ、全くいしいひさいちっぽくないバランスの絵だったのがずっと気になってはいたので、これも買って読んだ。
最初は一般流通していないのを知らず本屋をウロウロしてしまったのだけど、在庫検索にかすりもしないので調べてようやく自費出版であることを知る。

作品の中身はというと、なんてことはないオーソドックスなシンデレラストーリーのようで、最終的にそれに取り残される駆け出しの頃まわりにいた人たちの話のようになるのが印象に残った。

にしても作品以上にどうしていしいひさいちがこれを描くに至ったのかみたいな話が気になる。


M-1グランプリ2022

ウエストランド優勝。面白かった。嬉しい。

そこまで特定の芸人を熱心に追い続けられていない中、ここ数年ずっと触れてたような人たちなのでなんだか感慨深い。なんて言ってもぶちラジ聴いてる程度に過ぎないんだけど。

ネタに関しては、別に人を傷つける笑いとか傷つけない笑いみたいな側面はどうでもよいとして、雑なキレ方であるのも含めておかしいと思えれば笑えるんだけど、ただ雑な事を主張していると捉えられると「ムムッ」となっちゃう人もいそうではある。やろうと思えばそれぞれの悪口に関してもっと反論の余地のないくらい解像度高く隙の無いものに出来たんじゃないかなとは思った。

また、例えばYouTuberのくだりはもはや芸能人もYouTuber化して久しいみたいな先の話をもうほとんどの人は認識しているのだから,、その先の事まで突っ込んでくれよと思ったり。

しかしその辺あんまり隙が無さ過ぎても鼻について嫌なのかもっていう気もしれないしわからないし、多くの人が見てる企画であんまり細かいとこ詰めても伝わんないんだよっていう取捨選択の判断もあるのかもしれないけど。

とにかく優勝した事で、これから確実にぬるめのテレビにも沢山出るようになるのだろうけど、ただ雑に悪口や毒舌っていう切り口だけをピックアップして取り扱われたりするのかと思うと「ウッ…」となるし、これもまた雑に「コンプライアンスなんて気にしなくて言いたいこと言っていいのだ」的な揺り戻しの空気のダシにされたりしたら嫌だな…のような事も考えてしまったのだが、それよりなにより河本さんがちゃんとやっていけるのかがリアルに一番心配ではある。

久しぶりにテレビで見る山田邦子が見た目的にも採点的にもあんまり衝撃度がなく無難な仕上がりで悪くなかった。


今週のTwitter

  • イーロン・マスクに批判的なジャーナリストのアカウントがいきなり凍結。
  • その後アンケートとった結果を受けて解除。
  • MastodonのURLをスパム扱いに。
  • 競合プラットフォームに誘導するような投稿を禁止。

さすがにガキじゃねえんだからさあ…みたいな事を言いたくなる。


そのほか

  • 『タクティクスオウガ リボーン』は禁呪探索中。
  • 本は『フェアな関係』(兼桝綾)と『新宗教と巨大建築』(五十嵐太郎)を読んでる。
  • あと『Cyberpunk EdgeRuuners』を視聴再開して5話まできた。
  • フランスvs.アルゼンチンは最後の方だけ見た。