Week06 : My heart is like a mabo-nasu
2023-02-13 00:07 (Last updated: 2024-10-29 22:26)
4520 Words // 10 minutes
こんにちは。2月6日から12日までの記録です。
特に意味なし。「心が麻婆なす」は『違国日記』より。
最近Duik AngelaってAftereffects用の2Dアニメーション用のプラグインがバージョンアップして、インターフェイスなどが大分変っていたので、仕事でいきなり触る前に触っとこうと思って触った次第。慣れてる部分だけ触って、新しい機能とかには触れずじまい。
週末には、知り合いの展示を見に国分寺まで行ったついでに、その近所にすんでる若者Kくんとニュー西国村という変に広い居酒屋で飲みながら、文学が~とか映画が~とかふたりでのたまってしまいました。反省しています。
Mastodon.lol の閉鎖
Twitterでまた水漏れみたいな感じの不具合が起きたらしく、またドカッとMastodonのアカウント登録が増えたというタイミングで、中~大規模のインスタンスが3か月後に閉鎖するとかなんとか。
原作者であるJ.K.ローリングがトランス差別でお馴染みになってしまったため、今週出たハリーポッターのゲーム『ホグワーツレガシー』に関する投稿は規制されるべきという声があったにも関わらず、規制すべきではないとして対応しなかった事で個人攻撃されるようになってしまい、管理人がウンザリしてしまったらしい。
Mastodon.lol 自体はLGBTQ+フレンドリーなインスタンスだったらしいので、当然管理人自身もJ.K.ローリングを良しとはしていなかったようなのだけど、それとゲームに関する発言を取り締まるのは違うだろう。みたいな感じなんだろうか。
管理が個人の手に委ねられたり、インスタンスに社会的な主張のカラーを持たせることの難しさもあるよなあ…という、やっぱりSNSは人類には早すぎるのか的事案。
自分は直接的なヘイト発言と同じ対応するのは違うと思うし、今のところはユーザーそれぞれの側でリムーブやブロックなり単語のミュートなりするしかないのではと思っているけど、Mastodonの理想とか上手い運用という点で考えると、そういう話でラインを厳格に引いてくことをユーザー自ら求めるようなインスタンスの場合はいきなりブチ切れずに話し合えるくらいの規模にとどめる方が良いのかも知れない。
コミュニティと思うとつらいけど、結局ツールでしかないのだし。
いろいろ書いたけどあんまりきちんと翻訳を確認していないので、事実の把握が間違っていたらすみません。
共産党 除名騒ぎ
ジャーナリストで共産党員である松竹伸幸さんが党首公選制の導入を訴えたところ、党攻撃であるとして除名された話。わりとドン引き。攻撃て。
共産党って国会質疑とか調査能力とかの質は高くてそれなりの支持を固めていると思ったんだけど、組織として見るとやっぱり結構アレなのでは…と思ってしまう人はそれなりにいたんじゃないかと思う。自分は思った。
共産党が政権与党になるのは今のところほとんど現実味のない話ではあるけど、20年も党首が変わってないという事実はおいといても、こういう批判に対する耐性のなさとかこういうアクションによる影響の想像力のなさを見せられてしまうと、政権担当能力なんてまあないよなと思うのが普通なのではないか。確かな批判を行える野党として頑張るからいいと言えばそれまでだけど、だったら色んな理想を掲げる意味もなくないか。
なんか意外としょぼくてびっくりするというかがっかりするというか。志位和夫とか田村智子も論理的にまともな人だと思ってたけど、この話ではそんな反応しちゃうんだ…っていうか。
まあだからって自民党を支持したり投票する理由にはならないし、消去法的に立憲へ全幅の信頼を預けるような事にはならないのですが。
トルコ・シリア地震
とりあえずUNHCRと国境なき医師団に寄付した。
シクロクロス世界選手権
幼いころから競り合ってきたワウト・ファン・アールトとマチュー・ファン・デル・プール、ふたりだけの世界…
こんな漫画みたいなライバル関係現実のプロスポーツに存在すんのかっていう。
本来ワウトが強いであろうフィニッシュ前のスプリント勝負で、マチューが後ろに位置取りしてから先に仕掛けて制するというこれ以上ない超かっこいい勝ち方。
UFC 284
フェザー級王者のアレクサンダー・ヴォルカノフスキーとライト級王者イスラム・マカチェフのスーパーマッチ。まさに大一番。
どっちも自分の階級では現状ほぼ敵がいない状態で、特にヴォルカノフスキーに至っては王者になって以降どんどん隙が無くなっていくものだから、ランキングのストーリー的には停滞感すら生まれてしまうほどの強さのせいで普段応援する気にもならないのが、上の階級の同じような敵なし人間のマカチェフとやるという事で、初めてヴォルカノフスキーにめちゃくちゃ肩入れして観た。
マカチェフというか、ヌルマゴメドフや彼の出身であるダゲスタンのMMA選手はレスリング能力が頭抜けすぎてて、彼らにケージ際でタックルないしは四つ組んでクラッチでもされようものなら、相手はスコンと寝かされて腕なり首なり極められるだけみたいな展開ばかりだったのが、下の階級のヴォルカノフスキーが立つわ差し返すわで完全に対応していてやばかった。
結果としてみれば、やや不利だろうと思われたスタンドの勝負でも何発かクリーンヒットさせてフラッシュダウンを奪い、寝かせた後でバックテイクまで持っていったら冷静にポジションキープしてポイントゲームで優勢に進められたマカチェフの勝利ではあったものの、試合全体の印象としてみると、ヴォルカノフスキーの格が爆上がりした試合。P4Pなんて言葉では足りない、MMAマスタークラスの領域。
その他、試合後にヴォルカノフスキーのセコンドについていたクレイグ・ジョーンズがマカチェフと仲良さそうにハグするシーンとか、UFC軽量級のパイオニア、ジェンス・パルヴァーの殿堂入りがしたことで、FightPassの解説に入っていた宇野薫が思わず号泣する様子にもらい泣きしそうになるなど。
Steezyskeeやばい
実は時おりYouTubeで見ているブレイクダンスバトル。
去年、BBOY革命前夜(涼宮あつきのひと)とRedBullのイベントで当たっているのを見て、なんか雰囲気がちょっと違くてこの人かっこいいぞって感じで、ぼんやり名前を憶えていたSteezyskeeをなんとなく思い出し、ビデオを検索して何本かみてみたら、雰囲気がちょっと違うどころかマジでかっこよかった。
上のYouTubeは去年の韓国でのイベントの様子で、トップロックでめちゃくちゃ時間とって沸かせていたり、素人目にも圧倒的なのが伝わってきて凄い。
パワームーブをゴリゴリ繰り出すアスレチックなやつもかっこいいのだけど、あの辺の技が時おり音楽から逸脱しまくるように感じるのに比べると、めちゃくちゃ音きいてるというか、このタイミングでこういうブレイクが入るはずっていう事を頭に置きながら体を動かしているようで、要所要所で音にバチバチ当てに行ってるのが決まりまくるのとか、ダンスってやっぱこうだよねと思わされる。
今夜すきやきだよ 第6話
仕事のギャラと生活、他者との共生の話。
トリンドルさん演ずる絵本作家のともこが、駆け込み気味に請け負ったスケジュールのきついイラストカット仕事を納品した後で、事前に提案した金額からがっつり下げられてしまうというシーンがあって、つらい…となりました。
自分のケースではあんまりないけど、握りの甘いまま作業を頑張り過ぎて、金額言われた瞬間絶句してしまった事ならある。
また次週以降へのブリッジ的に、蓮佛さん演じるあいこがプロポーズされるシーンもあり、ともことあいこの同居生活はどうなるのかっていう展開がいよいよ来てしまった感。原作読んでないからどうなるのか知らないのだけど、結婚とかでこういう今までモラトリアムって言われていたような時間が終わんないで欲しい。
観終えてから橋口亮輔の『ハッシュ!』を観たくなった。
漫勉neo
先週から新シリーズが始まっていた漫勉。
先週はなぜか手塚治虫回で、アシスタントを務めていた人たちの思い出話みたいなやつだったけど、手塚治虫の使ってた道具とか紙とか、描き進め方とかスケジュールの話とか、思ってたよりも面白い内容だったのと、あと手塚治虫の絵、特に背景の描きこみとヌケのリズムとか、はたまた精神とかすごいなと改めて思った。
今週は打って変わって直球の少女漫画作家の水瀬藍回。
絵柄は全然自分の好みと違うけど、髪にトーンをつけてく段階で、ザクザクスクリーントーンをアドリブで切り貼りしながら絵を作ってゆく様が結構すごくて面白かった。デジタルでやる事も出来るだろうけど、あの身体的な作業がいいんだろうなと思う。
井上雄彦が映画の監督作業をするにあたって、自分の絵を言語化して人に伝える作業が苦痛で、絵を描くことは本来自分にとってのコンフォートゾーンだったのにそうではない過程が発生してしまった…的な話をスラムダンクの解説本でしていたのを読んだけど、漫画家に限らずアナログでやっていた作業をデジタル化することで似たような現象が起こる人もいるだろうな…なんてことも考えたり。
また、若い読者に向けて「生きてるとこんなに楽しい事が沢山あるんだよってことを伝えたい」ということを何の屈託もなく言っていたのにちょっと感動した。
来週は自分が10代の頃一番影響を受けた寺田克也。
仁王2 進捗
先週に引き続き、今週はとにかく仁王2ばっかりやってた。
やり始めた当初は勝手がわからなさ過ぎて、突っ込んでは即死を繰り返すありさまだったのが、攻略サイトやビデオをみる事で下手なりにやり方が何とかわかってきて死にゲーの楽しみ方、味を覚えてしまった。ストレスが楽しい。
今週は頭からずっと1章の最終面のボス、夜刀神で詰まりまくってしまい、血の涙を流しながらのけぞるような日々だったのが、木曜の夜になんとか倒せて先へ進めている。ただ、ざくざく進めるようになったわけでもなく、行く先々で定期的に何回もリスポーンを繰り返している状態は続いており先は長い。
自分の好みからすると、このゲームはフロムゲーよりもキャラクリエイトとかハクスラ要素のバランスが良い気がする。ってフロムゲーほとんどやってないけど。
そのほか
- SMがHYBE傘下になった云々。この手の規模の話は知ったこっちゃないけど、なんとなくディズニーみたいでこわい。そういえばKWANGYAはどうなるのか。それも知ったこっちゃない。
- DFNのナウマンが『十三機兵防衛圏』を実況していてやっぱこのゲームおもしれ~と思った。
- 違国日記 10巻 読んだ。ほんといい。のに、こうだったっていうのがまたまとまってない。
- 深川さんの写真集買った。