久しぶりに一週間通して仕事がありまして平日は仕事して帰ってからジロ見るだけの生活。

土曜も仕事しよっかなと一瞬思ったけどそれはせず、浴槽のエプロンの中を洗った。5か月ぶりに空けたのでそれなりに覚悟していたところ、あんまり汚れてなくて嬉しい。


シン・ウルトラマン

見ましたと見せかけて、見てない。

というかまあ気にならなくはないものの、シン・ゴジラがパッと見面白くても何だか薄っぺらくて微妙な気持ちになったのを思い出すと、別にまあいいか・・・って感じで真面目に捉える気分にならず、Twitter上に流れてくる律儀に公開直後に観に行った人たちのいろんな感想を見てたらなんだか虚しくなってきてしまった。

そもそも問題なく面白いコンテンツばかりを摂取する事って連続する体験として果たして面白いのか?みたいなことを最近ちょいちょい考える。


女と刀

読み終わった。

鹿児島の士族の家系に生まれた主人公の女性キヲが生きた、明治から昭和の太平洋戦争での敗戦までの100年弱の日本における女の一生について。

士族という生まれ故に、父親からプライド高く己を貫けみたいな事を徹底して躾けられる一方で、こと話が結婚に関わった途端、「家のまとまり」だの「血」だのの為に女のお前は己を引っ込めて言われた相手と結婚せよと言われるといった事に代表される矛盾の連続は、ほとんどアトウッドとかのディストピアSFみたいでもあるし、でもその辺の意識って今も根強く残ってるようなものだよなとか考えると、いやいや今の現実もディストピアでしょと考えずにはいられなくなる。

とは言え、キヲがなかなか苛烈すぎるので、正直そこまで言われるとちょっとついて行けませんが…と言いたくもなってくるんだけども、吐き出されているものが、差別される事や男への怒りや対立というよりは、なんでそんな差別をするのか「家」とか「血」とかじゃない理屈で説明してみろよオイコラっていう問いの徹底した詰め方だからか、あんまりうんざりせずに納得しながら読めてしまう。

また、フェミニズム的な側面だけでなく、息子の紀一が出身で差別してくる小学校の教師に対してストライキを行うくだりなどもあって、この作品が元々思想と科学から刊行され、鶴見俊輔が解説を書いているのも、すごくなるほどと言う感じがした。

こういう本ってフェミニズムの問題に関心がある人よりも、「伝統的家族観」みたいな事言いたがる人とかにこそ読んで欲しい。


UFC Vegas 54

2週間前から延期でスライドしてきた平良のデビュー戦。カンデラリオが減量しんどそうだったというには地味にタフだったおかげで、さほどインパクトを残すようなデビューにはならなかったけど、裏を返せば場に呑まれるような様子もなく終始冷静な雰囲気でフルラウンド戦えていたのがよかったなあと。

全然見てないけどコンテンダーシリーズはもっと捨て鉢気味にオラオラしたノリの選手ばっかだと勝手に思っているので、そういう雰囲気に放り込まれるよりはツイてるんじゃないか。

今回の試合を踏まえて、今後の練習環境とかを見直してみてどうするのか気になる。契約が取れた以上は短期的にアメリカ行ったりするのが意味ある事なのかはよく分からないが。


ジロデイタリア

そういえば先週の金曜から始まってた。

ポガチャル、ログリッチほど帝王感ある存在がいない中、タイムトライアルで調子良さそうだったサイモン・イェーツに期待してたら第8ステージのブロックハウスという山岳にて11分近く後れを取り、ほぼほぼ終了…膝の具合が悪いらしい。

あとミーハーなのでファンデルプールの動向ばかり追ってしまう。最後まで走るんだろうか。無理に山走んなくてもいいからツールには出ようね。

ファンアールトもそうだけど、逃げや追走に入った時、一緒になった他チームの選手に警戒されまくった結果ぶっちぎれない場面が多い気がする。


今週遊んだゲーム

  • 十三機兵防衛圏

ストーリーは99%終わった、といっても、細々したとこが理解しきれてないのをちゃんと読み込みたい。字が多い。

あと崩壊編のエンドコンテンツやるかどうか。キリがなさすぎるけど女性キャラを強化しまくりたい。

それはそれとして次何やろうか考え中。Tunic、Triangle Strategy、Weird West あたり。


今週飲んだビール

  • 忽布古丹醸造 AKIRA In Flower Land (5%, IBU25)
  • 忽布古丹醸造 下面伝 序 (7%, IBU30)

酒屋にて賞味期限が近いので半値で売られてたのをゲヘゲヘ言いながら購入。

どっちも最近よく飲んでる IPA ほどフレーバーのようなものを感じるたいぷじゃなかったけど、AKIRA~の方はなんだか舌の奥の方で鉄みたいな味がした。