花粉症になりそうでならない。


仕上げスタッフワークについて

ここ2,3年レギュラー的に年に数本コンポジットで参加してる仕事の線と着彩の仕上げ作業について、いつも丸投げ気味にお願いしても大丈夫なくらい頼りっきりになっていたKさんが別件作業で参加できないという事で、学生の頃ぶりにSさんにヘルプをお願いすることに。

デジタルの仕上げ作業は特にクリエイティブでもない単純作業で、あれこれ指示をしなくても枚数こなしてもらえるのが何より助かるという極めて労働っぽい工程なので、既に作家としてばりばりやっている人たちに頼むのはなんか申し訳なく、ありがたさの反面なんだか変なストレスもあったりする。 自分はアニメーション制作のこういった単純作業の反復を含んでいるところが好きでそんなに苦もなくやれてしまうけど、他の人はそうでもないだろうな、ってか嫌ですよね普通。すいませんね。みたいな。

そんな気を紛らわせたくて、初めてやる人には説明するのが面倒くさいようなところなどを中心に自分でもモリモリ進めていたところ、あれ…これ頼まなくてもよかったんじゃね? というくらい進めてしまい、あんまり早めに終わっちゃったらそれはそれで気まずい気がする…という事で切り上げてコンポジットへ。


今週の仁王2進捗

ウォーロンもリリースされたけど仁王2をほっぽらかす訳にもいかんという事でずっとやってる。確定申告を終え、仕事もそんなに重くない今、あれこれ頭の中で考える時間も含めればこのゲームが生活を占める割合たるやだいぶデカめだ。

とは言え依然としてへたくそ且つ雑なプレイングなもので、ようやく第3章にあたる暗影篇の弥助、真柄直隆、浅井長政あたりの倒し方にそれぞれ長い事苦労してなんとかメインミッションを終えたところ。それぞれ最初に倒すまであれだけ苦労したのに、次にはだいたい何の苦も無く倒せるようになっているので本当に不思議。
なにはなくとも相手の大技にはカウンター取ってくのが結局大事だなっていうのに尽きるのだけど、それはまあ早く倒す為の手段であって、根本のところは、相手の攻撃パターンの把握と、それらに対するこちらから出るところと出ないところの見極めこそが肝なんだなというのが、いい加減身に沁みてきた。

しかしDLCで後から追加されたらしいサブミッションの斉藤利三、あいつだけはまだ全然むり。ほんとむり。


1Zpresso X-Pro

先週買った高いコーヒーミル、X-Pro。
深煎りの豆でしか挽いてなかったのをようやくハイローストで焙煎してもらった豆を買ってきて挽いてみたら、同じくらいサクサク挽けるのでやべえとなった。
工作精度が高くて刃の軸がぶれず挽き目が均等になるというのはわかるものの、それによって味にどんだけ影響を及ぼすのかはわからないのだけれど、挽いてて楽しいので良し。

また、先週じわじわコーヒースケールも欲しくなってきてしまい、あわや何か買いそうになる寸前で家にほとんど使っていなかったタニタのキッチンスケールがあるのを見つけ、使ってみたらそれで事足りてしまうのが判明し事なきを得た。

この辺、きちんと数値の基準を作ってやった方が味を管理しやすいって話だとは思うのだけど、ただ単純に丁寧に入れると変なえぐみが出ることもなく美味いような気がするのでいいですね。


Everything Everywhere All At Once

TOHO日本橋で。遅めの回をやってて助かる。

過去に自分がとらなかった選択肢の先にはもしかしたら輝かしい別の自分もいたかも知れないが、現実の自分自身がとってきた選択によって得てきたものは、別のルートをたどった自分が得られなかったものでもあるし、他のルートの自分が得てきた可能性だって本来すべて自分の中にあるものだと思えば、そんなに塞いでないで、天馬行空、やりたいようにやったらええじゃないかと思わせてくれるような体験だった。

…みたいな事をまとめようと思えばまとめられるけど、ただとにかく徹頭徹尾ハチャメチャにふざけ倒した楽しい映画で、見てる間ずっとゲラゲラ笑って見終わってからはすごくボーっとしてしまった。

「優しくあれ!」って言うホイ・クァンの今の姿や顔を思い出すとなんか泣けてくる気がする。


漢 Kitchen ゲストがSEEDA

この2人が横並びでフード被ってなんか混ぜてる絵面とか流石に笑う。


group_inou のピアノカバー


10年前とかのアップロードなんだけどたまたまYouTubeで見つけたgroup_inouのピアノカバーのビデオがなんかよかった。

撮影と録音の品質の低さ、弾き終わった後に手を放してずれるオートフォーカス、奥にちょこんとおかれたムーミンのぬいぐるみの趣き。


NMIXXのEPのボーカルハイライトメドレー

NMIXXが歌唱力で正面から攻めてきそうな雰囲気出してるのでいいぞとなってる。MIX-POPとかトンチキコンセプトは他に任せて普通に歌ってくれ。


UFC 285

ボー・ニコルの衝撃的かつちょっとだけグダッとしたUFC本大会デビュー、ガムロのポイントゲームやり切り力、パンチもらっても最後は持ってくラフモノフの地力、シェフチェンコの致命的なミスを誘ってきちんとものにしたグラッソの巧者っぷり…等々いろいろあったけども、ジョン・ジョーンズやっぱ強いっていうのに全部持ってかれた。やっぱしこいつがGOATでP4Pだわっていう。

試合前は、やっぱりライトヘビー級時代の身体のシャープさを知ってると、あまりにアンコ型で本当にこれでいけんのかよと思う一方で、以前しょっぱい試合の時にはだいたい顔が浮腫んでいたような印象だったのを思い出すと、コンディションは悪くないのだなと思ったら、攻めどころのセンスとか試合勘も含めて余裕で抜群だった。フィニッシュして離れたジョーンズの背中を見つめるガーンの顔が忘れらんない。

こうなるとガヌー離脱とのタイミングが合わなかったことがとにかく残念。


そのほか

  • 日比さんがおんな酒場放浪記に出るっぽい
  • 高宮さんの四暗刻一発ツモ
  • レコードコンビニ、実は家からそこそこ近いのに3Jに行きそびれ
  • 金属バットのGERA。コーナーもやらず、ひたすら自分たちが用を足すときのディテールについて話して終わったのがひどくて笑った。