いっつもここに載せてる落書きは仕事の合間にしてたんだけど、その合間というものがあんまりなくて描けなかった。

とかいいながら、StableDiffusionで微百合っぽいのを生成するのには嵌っている。こういう曖昧な空気の2人組の様子を雑に出して、その関係性を想像するのはちょっと楽しい気がする。はたから見たら気持ち悪かろうけども。

というわけで2023年5月22日から28日までの記録です。自分としては比較的人と触れ合う場面が多かったほう。

しごと

某さん仕事。画面設計というと盛り過ぎだけど絵作りの土台みたいなものを考える。

だいたいこういう方向性だろうとわかっているのだけど、ある程度量をこなすことも考えて、質とコスト両面でちょっとイージーな方向を提案したりすると、まあ芳しいリアクションは得られず、いつの間にか雲を掴むような状態へ突入している。

こういうのはこういうので楽しいと思いつつ、一向にやるべきことが固められないまま時間がどんどん過ぎていき、そろそろじっとりした焦燥感が。

文フリで買った本読んでる

『Twitter終了合同』

Twitterは終わる終わると言われつつなかなか終わっていないものの、周りの人で書きこまなくなった人は確実にいて、なんとなくこのままずるずるっと時間をかけて人が減っていくのだろうか、どうなんだろうか…という状況そのものは今しかない話なのだから、こういうのは今買っておくべきものなのかなと思って買った。

自分としては如何にして終わりに向かって言ってるのかみたいな話とか、今にして思えばあそこから終わり始めてたとか、サービスじゃなく空間として終わってる的なものが語られるのを期待していたのだけど、そういう話というよりはサービスが終わる時のある人々の様子とか10年代のインターネットへのノスタルジアのような話が多かった。

『西川口圭 初期短編集』

何気ない検索でたまたま出会ったブログの人が、たまたまこのタイミング出すというので買った本。日記のテキストの感じがすごく好きだったとはいえ、創作の文章だとどうなんだろう…と、そんなに期待しすぎない感じで読んでみたら、意外となんて言うと失礼だけど、結構形になっていて最後まで読めた。もうちょっと長いものを読んでみたくはなる。

また巻末には小説とは別に、件のブログからいくつかテキストがピックアップして収録されており、ここから読み取れるような西川口さんのものの見え方のディテールが創作の方にも反映されたらもっと面白りそうなのではと思う。

偶然が重なったような出会い方が自分の中で印象づよいせいで贔屓目に見てる部分も多くある気はするけど、次のが出たらまた買いに行きたい。

『推しって呼べない』

メモ帳みたいに縦にめくる作りの装丁が面白いな、というのが主な興味で手に取って買った本。

と、ガワから入ったのもあって、タイトルから察せられる中身の本文は、所謂「推し活」に対する自問自答的なエッセイで、あんまり今読みたいものではないんじゃなかろうかと想像していたし、実際そういった感じのものもあったのだが、平岡直子さんのテキストが自分の気分にとてもフィールする話、かつ自分で特に言語化し切れていなかったような内容ですごくよかった。

いつの間にか「推し」という言葉が流通しはじめていた。アイドル界隈から発生したこの用語があっという間に市民権を得たのは、このポジションのちょうどいい言葉が今までなかったのがそれだけ不便だったからだろうと思う。自然は真空を嫌う、という説があるけれど、「推し」という言葉はまさに真空に勢いよく流れ込んできた水のようなものだった。
 便利で、そして不思議な言葉だと思う。「推し」という概念は、「推薦する」「押し出す」といった語義のとおり、グループのなかから一人を選び、その一人が活躍できるような応援をする、という文化から派生している。つまり、「総選挙で一票入れる」といった行為に象徴されるような、能動的な関与が前提とされる言葉だ。興味深いのは、そこまで能動的な関与を伴ったファン活動は必ずしも一般的ではなく、この空欄に必要とされていたのはもう少しマイルドなニュアンスの言葉なのに、結果的にはたとえば「贔屓」や「担当」などではなく、より強い働きかけを思わせる(しかも動詞である)「推し」が定着したという点だった。わたしがそこから仄かに感じ取るのは、わたしたちの、露悪的な、あるいは自虐的な気分のあらわれなのだ。
 わたしのなかの真空にもこの水は流れ込んできていて、便宜上、その人を「推し」と説明することは増えたと思う。そして、そう言うときに、わたしはまさに露悪的な、あるいは自虐的な気分を口の中に含んでいるのだった。関係は名づけることで発生する。「ダンサー」や「俳優」はその人が選んだ職業だとしても、みる者にとってその人がどういう存在であるか、実体化されることはその人自身は選んでいない。それをこちら側からむりやり名づけてしまうこと。「推し」というのは、推す側の手や腕を顕現させる言葉だ。日ごろ透明なファンとして透明な視線を送っているつもりでいるわたしは、この言葉によって自分の手に鏡を差し向けられることにときおりぎょっとしてしまうのだけど、しかし、わたしが完全に透明なはずもないのだった。「推し」という言葉の妙な座りの悪さには、この言葉自身の暴力性への自己批判があらかじめ含まれているのかも知れない。
(平岡直子「わたしの画面越しの炎、わたしの月の裏側、わたしの航空障害灯、」p18~20)

稲葉さん宅へ

元々約束していたユージン君が来れなくなって酒と飯が余っちゃうからどうかねという事で、仕事の後に稲葉さんちへさっくりお邪魔しに。なにげに2人きりで飲むのとか初めてだったような気がする。と言っても稲葉さんは今年に入って断酒したらしくノンアルコールだったのだけど。

なんで酒やめたのかだとか、AIの話だとか、いい加減なんか作らないといけないという話だとか。

レコードコンビニで3J

家から超近いのだから、なんかあったら顔出さねばと思っていたレコードコンビニでサカキバラさん刑さんフクタケさんのイベントがあるのでようやく行けた。

いろいろな人とそこそこ久しぶりに会う。あんまり会わなくなる前と話すことはあんまり変わらなくてそれもまた楽しい。   それなのに変なペースでドカドカ飲んで気持ち悪いのと眠いのでぐったりしてしまい、なんだかもったいなかったな。

終盤ほぼほぼ壁の花と化していたところをジミーさんに構ってもらって感謝。

  • ウズベキスタンとカザフスタン
  • R&B界には3人組が必要
  • さとうさんは自分の事を覚えている
  • 刑さんのUSBメモリで揺れるちいかわキーホルダー
  • モーニングはずっと気が狂ってて、J=Jはクオリティが高いけどまだホールがちょうどいいグループ、ビヨはハロプロでかつてないほどフラット
  • よしよししてほしいの の良さ

ジロ2023終了

1周目から悪天候も悪天候で落車が多いばかりか、早々に優勝候補の若い選手が離脱していくので、その度にがっかりはしたのだけど、終わってみたらベテラン選手たちが頑張り、これまで聞いたことのなかった若い選手もしっかり暴れまわっていて、なんかしみじみ感じることが多くていい大会だったような気がしてしまう。

総合優勝はまあなんだかんだでゲラントトーマスで固いのかなと、こんなにナーバスなタイミングの多かった大会においてこういう安定感のある落ち着いた選手が優勝するのはすごくしっくりくるな、などと思っていたら、20ステージの山岳TTでログリッチがまさかの逆転。

3年前のツールの同じシチュエーションで逆転される側だったログリッチが勝つのは、それはそれでなんかしみじみするものがある。その上最後の最後のスプリントでカヴェンディッシュが優勝し、ゴール後チームも年代も関係なくいろんな選手から祝福される様子を見せられて、またしみじみしてしまった。しかもその最後のスプリントに向かう途中本来違うチームで引く理由のないゲラントトーマスがリードアウトするなんて様子もあったりして。とにかくこの大会でゲラントトーマスの事が大好きになった。

自転車レースは敗けちゃったことで好きになる選手が本当に多いなと思う。

Road To UFC S2

相手が弱かったのもあるにせよ鶴屋がとにかく強すぎで、こんなん普通にダイレクトで契約してあげてよと言いたくなる。

上久保は1Rで行き過ぎて持つのかなと思ったらヘロヘロな状態のまま相手をヘロヘロな状態に持ち込んでいてやばかった。ここでこんなに苦戦してて大丈夫かと思ってしまいそうになるが、これが今のUFCなんだよな。

しかし、こういう1日2日の短い期間でショーケース的に日本人選手という括りでいろいろな選手を見ていると、日本人のグラップラー寄りの選手は元気な内からフェイントもなく遠くからタックルに入るようなオールドスクールなノリの作り方をする場面が多すぎるように見える。

このトーナメントのレベルでなら通用するのかも知れない(それももうだいぶ怪しい)けど、仮に契約までたどり着いた後の本戦で同じ事やったら詰むだけなのが目に見えてるのだし、最低限組みに行くための打撃なんて、こういう場に踏み込む前に取り組まざるを得ないのではと思う。
ランカーのゴリゴリの柔術家やダゲスタン人でさえそれなりにスタンドで打撃の展開を考慮してるんだし。

ってそれが出来てたら普通にデビュー出来とるわって話か。

そのほか

  • リフォームの打ち合わせdone
  • WOWOWで沖田修一演出のドラマ『0.5の男』
  • 来週から西野さんが出るもよう
  • 齋藤飛鳥さんの写真集はわりとよかった
  • 『ジェットマン』をなんとなく見てる
  • 仁王2が終わんな過ぎてゼルダやる気にもなれない
  • このままだとスト6もあやしい