相変わらず落書きもしてない状態の2023年6月5日から11日までの記録です。もうだめだ。

入管法

水曜の夜に国会前のデモに行った。

入管の問題は今に始まった話でなく、行政が業務の一環として人を殺すのもやむなし、不法に滞在していたんだからしょうがない的になってるのなんて、細かい話抜きでまず絶対に駄目なことだろとずっと思っている。

多くの日本人にとっては日本において入管に収容された人と同じ立場に立つ事なんてなかなか考えられないし、こういう事件が起きた後に行われる改訂と聞けば、そういうリスクを減らすためのものと捉えて、特に問題視しないのかも知れないが、完全な過失による殺人を引き起こした行政組織の権限が、制限されたり第三者から監視されるようになるのでなく、なんなら逆に強化されるという風に考えたら、流石にどうかしてると思うのが普通なんじゃないのかと思う。

もちろんこれまでの入管法がよいものであったわけでもないにせよ、法律に穴があったからかろうじて支援して助けられていたその穴を塞いでジャスティスぶんないでほしいというか。

別に可決間際のタイミングに1,2日デモへ行って、結果として参加者が数千増えたからって、すぐさま審議に影響を与えるなんて微塵も思ってもいないけど、おかしいと思いながら何もしないで平然と過ごしていくのとかちょっと無理だなと思う。

nitterの不具合と某さんのRT

twitterでとりあえずちゃんと追っときたいという人の発言を読む為に、リストをnitter経由でrssにしてNewsBlurで読むっていうすごく回りくどい方法をとっているのだけど、そこで使っていたnitterのサーバーの一つ、nitter.nl のrssがいつのまにか機能しなくなっていた。

数日様子を見たものの直る気配がなかったので、とりあえずは安定して動いてそうな nitter.net のアドレスで登録し直したところ、それまでフィルターで弾いて全く見ていなかった某さんのRTがドバドバ流れてきた上、その中にそこそこの割合でアンチリベラルな内容のものも含まれていて、ちょっとしんどい気持ちに。

本人はおそらくウィングを広く構えてバランス取ってるのだと思う(思いたい)のだけど、冷静にツッコんでいるようで解像度の粗い意見を引っ張ってきて両論併記みたいなことするのが果たして建設的で本当に論理的な振る舞いなのかは疑問に思う。

とは言え、その手の「わたしはあなた達リベラルよりも冷静で俯瞰してこの問題を見ているのですよ」的な感じの態度に対して、論破じゃないけど筋道立てて説得できる用意があるかというと、決してそうではなく、日頃からきちんと自分の言葉で咀嚼してアウトプットしないとだめだなあとも思った。

ものによっては本当に目にして気分悪くなるので、フィルターかけて見えなくしてしまってもよいのだけど、あんまり自分と似た方向の意見ばかり目にしていても不健全な気がするので、とりあえずそのままにしておく。

というか、なんで今でも何も気にせずtwitterばりばりやってる人以上にtwitterを見ることに対してこんなに腐心しているのか、自分は。

AfterEffects 23.4

数ヶ月前だったか、とにかくもう随分前にAfterEffectsのバージョンを23.0にしたら、それに伴って、プロジェクトファイルやレンダリングファイルを保存する時のダイアログウィンドウで方向キーを押すとウィンドウが閉じてしまうバグに遭遇した。ファイル名を編集する時に方向キーを押すのなんて無意識レベルの癖なので、毎回地味にイライラさせられるやつ。

Adobeのフォーラムでも同じような報告はあったものの、これといった回避策は無く、とにかく次のアップデートを待つしかなさそうな感じ。

という事で長い事待っていたのに、Creative Cloudのアップデート通知が全く来なかったので、これはちょっとおかしいと思い、Adobeの公式ウェブサイトを確認してみると、既に最新バージョンの23.4が配信済みであることが判明。

ところが、それでもCreative Cloudのアプリでは依然として更新の通知の気配すらなく、どうすりゃええのよ状態になったのだが、ブラウザでログインして、ダウンロードリンクをクリックしたところ、Creatiive Cloudにリダイレクトして無事にインストールすることに成功した。

こうしてAdobeにまつわるバッドノウハウがまた一つ。

最近のコーヒー事情

コーヒーがらみの本とかに目を通すとだいたい「豆はハンドピッキングして不良豆を取り除くべし」的なことが書かれているので、いつも買ってる店で焙煎してもらって買ってきた豆を素人目ながらにチェックしてみると、貝殻豆だとか発育不良の豆だとかが結構あるのに気づく。

そしたら、これまであまり開拓してこなかった近所の他の店はどうなんという事で、他の店のものも同じ容にチェックしてみたのだけど、やっぱりそれなりの量ある様子なので「おそらく豆の選別なんてそこまで味に違いの出るものでもなく、まあこういうもんなのかも」と割り切った構えで行くことに。

そんな矢先に銀座の外れにある某店で試しに買った豆を見てみたところ、だいぶ揃えがよく、それで淹れて飲んでみると味もおいしい気がして、やっぱり選別は大事なんだなと、再度考えを改めさせられた。

正直言うと、初めてここで豆を買いに入った時は、他の店の1.5倍くらいの値付けにちょっとウッとなってしまったのだが、買うに当たっていろいろ説明してくれる店員の女性はきれいで感じが良いし、焙煎するあいだもエスプレッソカップみたいなのじゃなく普通のカップでコーヒーをサービスしてくれるしで、いろいろとホスピタリティが高く、その点だけでも「まあこれはこれで高い値段払うのもありなのかも」という気にさせられたりもしたので、その上で豆の選別がしっかりしているとなると印象はひたすら良く、多少高くてもここで買う選択肢は全然あるなという事になって、その後も何度か買いに行っている。

ちなみにこの店は夜になるとバーになるそうで、店員の女性の絶妙なホスピタリティ加減も納得してしまう。

あと、もう一軒近所の入船にあるロースターにも行くようになったのだけど、そこはいかにもコーヒーに一家言ありそうなおじさんが週末だけやっている店で、特別豆の粒揃えが良かったりするわけでもないのだけど、なんか趣味でやってそうな感じが変に居心地良い気がして、それはそれでよかったりする。

渓谷登攀

YouTubeの山岳アドベンチャー系のゆっくり解説みたいなやつで称名川の遡上にまつわるビデオをたまたま見たら興味深かったので、そのビデオで参考にしたという大西良治さんの『渓谷登攀』という本を買った。写真と登攀記録。ゴルジュ超かっこいい。

ツール・ド・フランス 栄冠は風の彼方に

Netflix制作による去年のツール・ド・フランスのドキュメンタリーシリーズが配信開始。

1エピソードにつき30~40分程度で全8回ということで、グランツールの面白さを余す所なくえぐってきましたというのは難しそうかなと事前に思っていて、実際自分が去年のレースについて思い出すことや自転車レースの細かい面白みについて、触れないことも多々あるにはあるのだけど、その分割り切った作りで見やすい。

1エピソードごとに密着する選手がいて、それぞれどういう感情でその日のステージに向かい、結果としてどうだったのかっていう短いストロークと、総合優勝を狙うヴィンゲゴーとポガチャル、ゲラント・トーマス周りの長いストロークで見せる感じ。あととにかく事あるごとに洋画の予告にありがちな「…ドゥーーーンッ…」みたいなSEが頻繁に鳴る。

それはともかく、このプログラムの主な視聴者は自転車レースをこれまで見てこなかった人だと思うので、それにはまあうってつけなのではないか。自分の場合も自転車レースについて、身の回りで会話できるのなんて母と姉しかいないので、誰かこれ見て興味持たないかな〜と言う気持ちは多少なりともあるので、誰か見ましょう。誰か。

ただ、理由は知らないけどUAEだけがこの取材を断ったらしく、ある意味では一番肝であろうポガチャル視点でのレース全体が見れないのは流石にもったいないなっていうか、去年のツールにおいては絶対必要な要素だったよな、とも思ったりして。

https://www.netflix.com/title/81153133

ひきつづき Stable Diffusion

触っている。結局仕事に役立ちそうとか関係なく、面白そうなCheckpointとLoraがあったら入れてみて、色とかオブジェクトをWildcardでランダムに振り分けて100枚くらいバッチかけて遊ぶのが楽しいというところにとどまっており、我ながらなんだかなと思うんだけど、楽しいは楽しい。

ただあまりに大量にジャンジャン出てくるものを自分の中で良いねと思っているだけだと、流石に無が過ぎるので、出てきたものの中から良さげなやつをピックアップして上げるFediSnapのアカウントを作った。

https://fedisnap.com/isbsh

ちなみにFediSnapというのは、ActivityPubで動いてる写真共有SNSであるところのPixelfedのインスタンスのひとつで、要はInstagramのMastodon版みたいなやつなんだけど、どこかしらのMastodonのアカウントがあればそこからフォローも出来たりする。

てか落書きでいいから自分でもなんか描くも癖もどさないと…

そのほか