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isbsh

Week26 : The Year After The Year After The Unlucky Year

Table of Contents

2026.6.22~28。
先月まるまる仕事してない状態だったのもあって来た仕事は断らずにガンガン受けねば、と打診されるがままに、なんなら前のめり気味に既に取りかかっているレギュラー仕事と納期の近い別件を引き受けてしまって既にちょっと忙しい。その他にも仕事じゃないけどやることがあったりするんだが、その仕事じゃない案件のデータをしこたま保管していたSSDを紛失した、というか自分で処分したことに気が付いてビビりまくっている今。
後厄も去年で終わったはずなのに今年に入っていろいろひどい。

Moho買った

月曜にその新しく受けた方の仕事の打ち合わせ。
物量も多いしアニメ―トは作画をほとんどせずにリギングで動かす流れになったので、先週まで無目的にデモ版でチュートリアルをおさわりしていた Moho でとりあえず組んでみるかと、軽い気持ちで取り組んでみたところ「もうこれでいっちゃえ、仕事で触んないと覚えないだろうし」な気分になったので製品版を購入した。
公式で最新版を買うと買い切りとは言ってもそこそこする(399ドル=約64000円)のだが、日本の Amazon に前バージョンが7400円で売られており、これと公式が割引しているアップグレードの119ドル=約19000円を合計してだいたい27000円くらいに抑えられた。円がもうちょい高けりゃなんてことはあまり考えないようにする。

まだ細かい作法について把握し切れておらず、些細なことで半日くらい手が止まる場面もあるにはあるけども、以前も書いた通り、リグの仕込み自体は AE(Duik)よりも遥かにスマートなのだしとにかく乗りこなしてガンガンやるっきゃない。

打ち上げ

普段お世話になってる会社を通して携わった、某メディアの歌モノ作品のここ1,2年のものをまとめて打ち上げしましょうという会が催されたので参加。打ち上げといってもお店に行くのもいろいろ面倒だしということで、その会社の大きめ会議室に飲み食いする諸々を持ち込んでワイワイするちょっとしたやつ。

トータル5,6本のうち自分が関わったのは3本(と言っても1本は納品間際で頼まれた着彩のヘルプみたいなものだけど)とそれなりにはあるので、ここ数年でこの界隈の人間の顔ぶれも微妙に変わってきてはいるものの知っている顔も多い。
とは言えオンライン上でのやりとりがメインな近頃、そんなに突っ込んだ会話をする機会はない人たちが多いのだから、希少なこういう場においては普段あまり絡むことのない人たちと積極的に話をしたり、直接につながりのない人同士をつなぐように動くのが大人の振る舞いであろうに、結局というかなんというかいつもの面々とばかり話してしまうのだった。

会の途中、それぞれ互いの作品を見てないこともあれば、誰がどの作品に関わってるかも知らんだろうということで、会議室のでかいテレビでプチ上映会とスタッフ紹介的なものも行われた。その流れで自分がそのうちの一つの制作期間中に骨折と手術をした話を振られる。本来なら演出した作家による「演出でここが大変だったね」みたいな話されるべきところで、シンプルな失態エピソードで場の主役に躍り出てしまい、我ながらしょうもないなと思いつつ事情などを説明したりなど。

今年からこの界隈の制作進行のスタッフに加わった2年目のHさんは、もともとCMとかの部署にいたところからの異動というのは聞いていたので、ひと口にアニメーションて言っても好きなテイストのものじゃない可能性もあるしどういうテンションで今仕事してんだろうか、などと軽く気にしながら接していたのだけど、自分も関わった某作品は好きだったらしく、ひとまずモチベガン下がりみたいな状態で働いているわけではないのがわかって良かった。

ちなみにその某作品というのは、かつてある巨大な賞を受賞したこともあって「あれを仕事でやりました」とひとたび言えば、ある程度の社会的信頼が得られるので、親戚みたいな短編アニメーションに特に興味のない知り合いに自分の仕事を説明する時なんかにこれまでも大変助かっている。

ただ裏を返すと、短編アニメーションなどに特に興味がない人でも、あれに関わった人に対しては「○○見ました」とか「好きでしたよ」なんて言っておけばその場が丸くなるリップサービスの成立しやすいタイトルでもあるので、Hさんもそのムーブだった可能性はある。
でも観たのは何らかの園児の頃とかそんな感じだったそうなのできっと嘘ではないはず、と信じている。

にしても園児の頃かぁ…っていう。

エッセイを何冊か読む・読んでる

  • 『斜め45度の処世術』 小川哲
  • 『そいつはほんとに敵なのか』 碇雪恵
  • 『夫は松田龍平じゃないけれど』 堀静香(まだ途中)

『そいつはほんとに敵なのか』にめちゃくちゃハッとさせられるテキストがあり。殴られたような気分。

ゴールデン街には独特の雰囲気があって、こんなに古い建物が今に至るまでよくぞ残ってきたなと、わたしもいまだにしみじみすることがあるし、映画やドラマの撮影によく使われているのもわかる。だから、初めてこの場所を訪れる人が感動するのも無理はなく、自分が彼ら彼女らの立場であっても、きっと目を輝かせながら、スマホでこの光景を撮ろうとするだろう。
それでも、そういう気持ちがわかったとしても、勝手に見世物にされるのは苦痛だ。(中略)じゃあお金を払えばいいのかというと、そういう問題だけでもない。自分を「観察者」という安全圏においたまま、勝手にこちらが対象化されることに我慢がならない、と言ったら伝わるだろうか。

――碇雪恵 『そいつはほんとに敵なのか』 hayaoki books 2026年 63p

自分なんかはそれこそ観察者みたいなポジションにいるつもりの自惚れをこれまでずっとしてきたのだよな、という反省がある。それは別にこの原文で指摘されているような観光みたいな状況の話でなく、例えばインターネットみたいな空間とか、何かしら能動的に活動している人に対してとか。我ながら幼稚だなと思うしかない。

そのほか

  • Lunaサンダルを買って毎日履いてる
  • 牧野真莉愛さんがモーニングを離脱
  • IGN Japan編集部から野口さんが離脱
  • SURLY Steamrollerが復活
  • 加藤小夏さんの"白石の聖ちゃん"呼びを確認
  • 写真展『南琴奈「2020-2026」写真・松岡一哲』に行って限定カバーを買う
  • それ用のポスターフレームを南船橋のIKEAで買う
  • Steamのセールで『ミカクテイ事件の観測者』 『MOLE』 『EMUUROM』を買う

きいたやつ