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isbsh

Week34

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2026.8.17~23。
某メディアのある企画の仕事を一件無事納品したのだけど、納品間際にポロポロポロポロと修正というか追加発注みたいな感じで指示が来るタイプの案件でなかなか手強かった。

船頭多くしてなんちゃらなのか

しかも来るのが「…それ要りますか?」という類の、具体的に書いてしまえばテロップを追加しろというありがちな要請ではあったのだけど、指示書を見るとそのテロップというのがカットによって日本語と英語の混在した謎な内容。その意図をくみ取りかねて「分けてる意図がわからないのでどっちかにした方がいいのでは…」と返すと「じゃあ国際展開もあるので英語で」との返答があり、「そうは言っても国内でも流れるんですよね…」と更問いしてみると「そしたら日本語と英語の両バージョンくれ」という返答が来るという、流れを書き起こしてみると流石に場当たり的すぎるというかなんというか、それ以前に何も揉まないでこっちに指示をそのまま下ろしてくんじゃないよというようなものだったので呆れてしまった。

先方のスタッフにも別にこれまで関わったことのある人がいないわけでもないし、こんなグダグダはあまりなかったのに今回に限ってそれがあるのはちょっと不思議だなと思っていたら、後で聞いたこちらサイドのプロデューサーの話によれば、どうやら企画全体がそのメディア単体のものではなく別の企業との共同のものであるとかなんとか。
そんな話を聞いてしまうと、なんとなく制作の上流の方でいろいろゴチャついていそうというか、両社からプロデューサーが複数立ってるばっかりに歪なパワーバランスの綱引きが行われてるのか牽制が起きてるのか、とにかく最終的に誰が方針だとかクオリティのケツを持つのかが曖昧な状態になっちゃってるんじゃないの…みたいな邪推までせざるを得ない。

そう考えると、そもそも今回の修正以外にも、最低限リサーチと専門家の監修が必要そうな要素があったにも関わらず、向こうから「こっちでリサーチしたんでこの通りにやってくれ」と来た演出の指示がだいぶガバガバ……あるいは演出の一部にだいぶ旧来的なステレオタイプ描写が垣間見えることもあったりと、いろいろ「大丈夫かよこの仕事……」となることが多かったことにも、なんとなく納得が行くような。

まあ企画としてはしばらく続くようだし仕事として振ってもらったらやるだけなのだけど、企画に対する不信感はだいぶ高まってしまった。
今回の仕事に限らず公開された後で怒られが発生することも遅かれ早かれありそうな気がしてならず、そのモヤモヤを抱えたまま進めるのはなんか仕事として別段楽しくないし、最終的に誰のディレクションなのか不透明な状態でわざわざダサいもの作らされるのかと思うと信頼も何もないのでちゃんとして欲しい。

考える機械たち

本の副題にも書かれているAIの「歴史、仕組み、倫理——そして、AIは意思をもつのか?」について解説されている本で、専門用語もそれなりには出てくるものの、都度説明賀されるので置いてきぼりにされることもなく読み物として面白かった。

冒頭に書いたように今のAIモデル、LLMとか拡散モデルとかの仕組みであるとか、AIにまつわる状況がどのように出来上がってきたかの概要が書かれているのだけど、その上で現在進行形でAIがバキバキ発展してゆくのに対して人間が抱える漠然とした不安の中身が具体的に何なのか整理できるように思う。

特に人間の自律性がどうなっていくのかとか、AIが意思や創造性を獲得するのかどうかという話をするに当たって、そもそもその意思とか創造性とか、あるいは人間にとってのよき倫理とか理想の社会って何をさすものなんだっけって問い直しがされているあたりに色々と気付かされる点が多い。

https://www.seibundo-shinkosha.net/book/computer/93206/

そのほか

  • トランプがICCの人を制裁対象にしてマジでクソ。それに対して高市も残念ですの一言でほぼほぼ追認しておりこちらもクソ。
  • RIZINのPPVがこれまでU-NEXTなどでも視聴出来たのが今度からABEMA独占になるよと言う発表を受けて格闘技ファンっていうかRIZINファンが激怒していてわりと不思議。たぶんU-NEXTに入ってさえいれば大体の格闘技イベントは網羅出来ていたのが崩れるとのもありそう、つってもPPVだしな。それにまつわるYouTubeのコメント欄とかを見てみればABEMAのコンテンツの作り方が気にくわないみたいな内容も多くて、それに対して「いやああいう下世話なのあなた達こそドンピシャだったのでは」と思ってしまったのだけど、どうなってるんだろ。一方スカパーはまだ続くようなので自分はスカパーで録画する予定。
  • ついでにRIZIN周りのファンのリアクションを眺めてると武田のロープワーク批判だったり、平本の言動批判だったり、種類は違えどなんとなくダーティーであるとされたものがとにかく疎まれるようになって、クリーンなものがもてはやされるのが目に付くようになった気がしていて、それはそれでちょっと痒い感じもしてしまう。昭和のプロレスを正面から受け止めてるこどもじゃあるまいし。
  • 岸恵子の訃報に際して中井貴一が寄せたツイートのエピソードが素敵だった。合掌。
  • たまたま見てしまった渡辺博とかいう仙台市議のYouTubeのビデオがどれもAI丸出しなのは今日日ありふれた話だとは思うのだけど、それにしても内容らしい内容がなく、ゴミとしての純度が高すぎてちょっと良かった。AI利用する以前のものもまじで内容がないし。だいたいアカウント名が会長なのも舐め腐っててやばい。

きいたやつ